毎月色んな格安SIMに切り替えて検証をしているインターネットのオタクの僕が、今回は、格安SIMの通信速度について説明していきたいと思います。
この記事では各社の通信速度比較表を作っていますので、比較をしたい人は、すぐに比較表の箇所を見てください。
ただその前に、1つだけ言わせてください・・・
色んなサイトは通信速度について理解してない!!間違った情報が出回り過ぎ!!
ということです。
ですので「正確な格安SIMの速度についての情報」について説明しながら、各社の比較をしていきたいと思います。
ストレスがかかる速度はどれくらい?昼は特に遅い
格安SIMについて説明している他のサイトを見ると
「ゲームをするのに100Mbps必要です」
「動画を見るには50Mbps必要です」
と書かれていますが、それはウソです。
もしそんな帯域の速度が必要なら、到底じゃないですが、個人向けの携帯でゲームも動画も見られません。
ネットフリックスの公式見解だと
- フルHDで5Mbps
- 4K動画で15Mbps
参照:URL
が必要ということなので、正直なところ、15~30Mbpsくらいのスピードが出ていれば、格安SIMを使っていてストレスを感じることはほぼありません。
速度で悩んでいる人の多くは昼休みの時間帯
ではなぜ「格安SIMの速度は遅い」と言われるのでしょうか。
それは「昼休みの時間帯」がめちゃくちゃ遅くなるからです。
格安SIMのはMNOとMVNOの2種類に分かれます。
MVNO系の格安SIMはdocomo、au、SoftBankから回線を仕入れており、回線が十分ではないので、昼休みの時間帯など、一斉に色んな人が使う状況では「500Kbps~1Mbps」くらいの速度まで遅くなってしまいます。
逆にMNO系の格安SIM(サブブランドと言われることが多い)は、docomo、au、SoftBankの回線をそのまま使っているので、通信速度はdocomo、au、SoftBankとほぼ同じと思っても良いでしょう。
ですので、通信速度を気にされる方は、MNO系の格安SIMを利用する方が絶対におすすめです。
通信速度のスピードを重視するなら
では結論から「通信速度が1番速い格安SIMは何?」と言われるとahamoです。
ahamoはぶっちぎりで速度が速くて、他の格安SIMと比べて1.5倍以上の通信速度が出てます。
ahamoはドコモ回線を使っているので、基地局数や、基地局に投資する額が国内で1番です。
ただドコモは利用者が多いので、人口の多い都内(特に渋谷区、港区、千代田区)などは、回線が少し混雑しており、パケ詰まりが起こっている場合もあります。
ですので、都内に住んでいてドコモ回線がイヤだという場合は、ソフトバンク回線のLINEMOもしくはY!mobileを使うと非常に安定しています。
ゲームするために安定性を重視するなら
LINEMOとY!mobileはネットワークの差はほとんどありませんので通信速度も同じです。。ですので、好きな方を使っても問題ありません。
もし速度ではなく、「ゲームなどをするので安定性が欲しい」と言う場合もLINEMOとY!mobileのいずれかに決めて問題ありません。
Opensignalという海外会社が日本のキャリアの通信状況を調べているのですが、その中で一番通信の安定性が高かったのはソフトバンク回線というデータが出てました。
僕も毎月、色んな格安SIMを契約しているので、LINEMOとY!mobileを使ったことがありますが、使い心地からしても同感できるデータです。
格安SIM&回線別の速度比較表を作りました
では次に、格安SIMの速度を比較した比較表を作りましたので確認してください。
この結果を見ても、MNO系の格安SIM(サブブランド)が良いことが分かると思います。
格安SIM別の速度比較表
回線 | 速度 | 昼休み | 実測値 | |
---|---|---|---|---|
ahamo | ドコモ | 160.69Mbps | ||
LINEMO | ソフトバンク | 52.98Mbps | ||
Y!mobile | ソフトバンク | 66.92Mbps | ||
UQモバイル | au | 78.56Mbps | ||
povo | au | 79.42Mbps | ||
楽天モバイル | 楽天 | 55.67Mbps | ||
OCNモバイル | ドコモ | 59.55Mbps | ||
IIJmio | ドコモ/au | 46.19Mbps | ||
イオンモバイル | ドコモ/au | 60.06Mbps | ||
エキサイトモバイル | ドコモ | 14.16Mbps | ||
J:COM MOBILE | ドコモ/au | 51.70Mbps | ||
mineo | ドコモ/au/ソフトバンク | 41.52Mbps | ||
NUROモバイル | ドコモ/au/ソフトバンク | 66.53Mbps | ||
BIGLOBEモバイル | ドコモ/au | 13.33Mbps | ||
HISモバイル | ドコモ/ソフトバンク | 46.43Mbps | ||
LIBMO | ドコモ | 17.55Mbps | ||
DTISIM | ドコモ | 45.57Mbps |
この表は、上からおすすめの順番になっていますが、この結果を見て、言えることは以下です。
- ahamoは圧倒的には速い
- サブブランド系は他と比べて速い
- 昼休みはMVNO系はほとんど使えない
- MVNO系でも昼休み以外はストレスなく使える
やはり圧倒的に速いのはahamoでした。
次にau系のpovo、UQモバイルが速いです。
ちなみに僕もau系のpovoやUQモバイルを使ったことがありますが、ストレスなく安定しています。
またMVNO系は昼休みは非常に遅くなりますが、それ以外の時間であれば40Mbps以上出ているので、ストレスなく使えると思っても良いでしょう。
MVNO系はサブブランド系の格安SIMよりも料金は安いことが多いので、「いかに安くするか」という視点で考えるならおすすめできます。
ドコモ、au、ソフトバンクの回線別特徴を表にしたよ
回線 | 速度 | 昼休み | 実測値 | |
---|---|---|---|---|
ahamo | ドコモ | 160.69Mbps | ||
LINEMO | ソフトバンク | 52.98Mbps | ||
Y!mobile | ソフトバンク | 66.92Mbps | ||
UQモバイル | au | 78.56Mbps | ||
povo | au | 79.42Mbps | ||
楽天モバイル | 楽天 | 55.67Mbps | ||
OCNモバイル | ドコモ | 59.55Mbps | ||
IIJmio | ドコモ/au | 46.19Mbps | ||
イオンモバイル | ドコモ/au | 60.06Mbps | ||
エキサイトモバイル | ドコモ | 14.16Mbps | ||
J:COM MOBILE | ドコモ/au | 51.70Mbps | ||
mineo | ドコモ/au/ソフトバンク | 41.52Mbps | ||
NUROモバイル | ドコモ/au/ソフトバンク | 66.53Mbps | ||
BIGLOBEモバイル | ドコモ/au | 13.33Mbps | ||
HISモバイル | ドコモ/ソフトバンク | 46.43Mbps | ||
LIBMO | ドコモ | 17.55Mbps | ||
DTISIM | ドコモ | 45.57Mbps |
格安SIMによっては、回線を選べるサービスがあります。
例えばIIJmioだとドコモかauの回線を選べます。
この時にどの回線を選べばよいのかという話なのですが、正直、大きな差はありません。
ただ、基地局への投資額の多い、ドコモ回線はエリアや速度ともに速い傾向があります。
一方で東京都内(渋谷区、港区、千代田区)などはドコモユーザーが多く、回線が混雑しているので、MVNO系の格安SIMほど、都内で契約する場合はドコモ回線を避けた方が良さそうです。
MVNO系の格安SIMのなぜ速度は遅くなるのか
格安SIMが遅い!と感じている人のほとんどはMVNO系の格安SIMを使っている人でしょう。
ではなぜMVNO系の格安SIMは「遅い」と感じるのかについて説明をしていきます。
まずMVNO系の格安SIMでも、普通に使う限りはストレスは感じないことが多いでしょう。
しかし昼休みの時間帯(12時~13時)は一斉に使うので、回線が混雑して、かなりストレスを感じることになります。
これが「格安SIMは遅い」につながっています。
MNO系の格安SIM(サブブランド系)は、docomo、au、SoftBankの回線をそのまま利用することができるので、docomo、au、SoftBankを契約していた時と、ほぼ差はありません。
またMNOの契約者は「法人契約」も非常に多く、昼休みの時間帯は、それらのユーザーの利用が一斉になくなります。
なので、その時間に「個人契約」の利用者が一斉に使いだしても回線が混雑することはないのです。
またMVNO系の格安SIMの場合は「ドコモ回線を使っています」と言っても、「全部のドコモ回線を使える」のではなく、「一部のドコモ回線を仕入れている」ということになりますので、通常のドコモ回線より「細い」回線を使うイメージになると思ってください。
なので、利用の多い昼休みは「遅い」と感じてしまうのです。
東京などの都会と田舎では通信速度はどう違うのか
東京などの都会の場合は基地局数も多いけれどユーザー数も多い、田舎の場合は基地局数は少ないけどユーザー数も少ないということになっているので、どちらでも通信速度は変わらないと思っても良いでしょう。
「田舎だと電波が悪くて遅い」というイメージがあるかもしれませんが、今は逆で、利用者が少ない分、田舎の方がかなり速い速度が出ると思っても良いでしょう。
特にドコモ回線などは非常に広くカバーしているので、田舎はかなり強いです。
もし田舎に住んでいて電波が悪い!通信速度が遅い!という場合は、ソフトバンク回線やau回線、楽天モバイルの回線の可能性がありますので、ドコモ回線の格安SIMに変更すると通信速度が速くなる可能性があります。
特に楽天モバイルは頑張って基地局を作っているものの、docomo、au、SoftBankと比べるとまだまだ少ないので、田舎で使うのには厳しいかもしれません。
自分の格安SIMのスピードを計測してみよう
自分が契約した格安SIMの速度を計測するにはアプリなどを利用すると便利です。
以下のような「Speedtest」などのアプリを利用すると良いでしょう。

このアプリを利用すると、今現在の通信速度を計測することができます。
以下の動画は、povoを契約している時の通信速度の事例です。
この結果を見ると以下のようになりました。
ダウンロード:219Mbps
アップロード:30.3Mbps
ダウンロードはネットを検索する、動画を見る、音楽を聴くなどの時に関係する数値です。
一般的に通信速度が速いかどうかは、こちらの数値のことを言っています。
つまりこの時のpovoは219Mbpsという非常に速い数値を出していたということになります。
逆にアップロードの速度はと言うと、LINEで画像や動画を送る時にどれだけ早く送れるかなど、自分の携帯からデータを他に送る時のスピードになります。
自分の格安SIM会社のスピードを計測してみて15Mbps以下だと乗り換えを検討しても良いでしょう。
特に昼休みの時間帯が遅いという場合は、スピードを計測してみるとおもしろいかもしれません。
MVNO系の格安SIMの場合は1Mbps前後の数値が出ることが多いです。
もしそのような数値が出て、普段からストレスを感じているのであれば、MVNO系(サブブランド系)の格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
通信制限がかかった時の速度比較表
制限速度 | |
---|---|
ahamo | 1Mbps |
LINEMO | 300Kbps(3GBプラン) 1Mbps(20GBプラン) |
Y!mobile | 128Kbps(3GBプラン) 1Mbps(15GB、25GBプラン) |
UQモバイル | 300Kbps(3GBプラン) 1Mbps(15GB、25GBプラン) |
povo | 128Kbps |
楽天モバイル | 200Kbps |
OCNモバイル | 200Kbps |
IIJmio | 300Kbps |
イオンモバイル | 200Kbps |
エキサイトモバイル | 200Kbps |
J:COM MOBILE | 200Kbps(1GB、5GBプラン) 1Mbps(10GB、20GBプラン) |
mineo | 200Kbps |
NUROモバイル | 200Kbps |
BIGLOBEモバイル | 200Kbps |
HISモバイル | 200Kbps |
LIBMO | 200Kbps |
DTISIM | 200Kbps |
格安SIMは3GBプラン、20GBプランなどがあり、そのGB数を超えた場合は通信制限がかかり、極端にスピードが遅くなります。
ほとんどの格安SIM会社では200Kbps~300Kbpsのスピードになることが多く、このスピードだとほとんど何もできない状態になります。
※1000Kbps=1Mbps
ここでは通信制限がかかった時の対処法について説明をしていきます。
1Mbps以上の格安SIMを使う
まず制限速度が1Mbps以上の格安SIMを使うと、まだストレスは少ないです。
制限時で1Mbpsが出る格安SIMのプランは以下の5つしかありません。
- ahamo
- LINEMO(20GBプラン)
- Y!mobile(15GB、25GBプラン)
- UQモバイル(15GB、25GBプラン)
- J:COM MOBILE(v10GB、20GBプラン)
いずれも大容量のプランのみ1Mbpsが出るというイメージす。
おそらくですが、1MbpsだとLINEやインターネット検索程度ならあまりストレスにならずにできるので、「安いプランで契約して1Mbpsでずっと使い続ける」みたいなことができないようになっていると推測されます。
とは言え、1Mbpsという通信速度はイメージで言うと「MVNO系の昼休み時間帯の速度」に近いので、そこまで快適というわけではありません。
よって、無理に制限時の速度が1Mbps出るプランを契約するよりも、制限がかかったらGBを追加購入するのが良いでしょう。
翌月にGB数を繰り越せる格安SIMを使う
GB繰り越し | GBシェア | |
---|---|---|
ahamo | × | × |
LINEMO | × | × |
Y!mobile | 〇 | 〇 |
UQモバイル | 〇 | × |
povo | × | × |
楽天モバイル | 〇 | 〇 |
OCNモバイル | 〇 | 〇 |
IIJmio | 〇 | 〇 |
イオンモバイル | 〇 | 〇 |
エキサイトモバイル | 〇 | 〇 |
J:COM MOBILE | 〇 | × |
mineo | 〇 | 〇 |
NUROモバイル | 〇 | 〇 |
BIGLOBEモバイル | 〇 | 〇 |
HISモバイル | × | × |
LIBMO | 〇 | × |
DTISIM | 〇 | × |
GB数を超えないようにするために、余ったGBを翌月に繰り越せる格安SIMを選ぶのも良いでしょう。
多くの格安SIMは翌月にGBを繰り越せることができます。
おすすめのサブブランド系であれば、Y!mobileとUQモバイルの2社が翌月に繰り越し可能です。
余ったGBを繰り越せると、感覚以上に余裕をもって利用できるので、通信制限がかかる可能性も低くなるでしょう。
ポケット型WiFiなども併用する
通信制限を受けないために、メール、LINE、インターネット検索、音楽の視聴は格安SIMのインターネット通信を利用し、動画やゲームなどをする場合はポケット型WiFiや、ホテル、カフェなどのWiFiを利用するという方法もあります。
もちろんポケット側WiFi自体も4,000円前後かかりますので、そのために契約するのはもったいないですが、自宅に光回線を引かず、「自宅兼持ち運び」として契約するのであれば節約になるかもしれません。
低速モードなど速度を切り替えられる格安SIMを使う
MVNO系の格安SIMになりますが、mineoとBIGLOBEモバイルには、おもしろい低速モードがあります。
mineoは「パケット放題plus(月額385円)」です。
こちらのサービスは、パケット放題plusをオンにすると、最大1.5Mbpsのスピードになりますが、GB数使い放題のプランです。
ただ3日間で10GBまでの制限はついています。
最大で1.5Mbpsなので、実測値で1Mbpsだと推測すると、LINE、音楽ストリーミング、インターネット検索などは少しストレスはかかりますが、問題なく使えるでしょう。
mineoのサイトでは動画再生(標準画質)も可能と書いていますが、ストリーミングで少しストレスがかかるかもしれません。
ただ見れないことはないので、「とにかく安くガンガン使いたい!」という人にはおすすめかもしれません。
BIGLOBEモバイルは「エンタメフリーオプション(月額308円)」があります。
このオプションに入り、エンタメフリーをオンにするとYouTubeを含む21のエンタメ系の通信がノーカウントになります。
YouTube、U-NEXT、ABEMA、Apple Music、Spotify、radikoなど主要なサービスが入っているのでおすすめです。
個人的に使ってみた実測値など2Mbps~3Mbpsくらいは出ているので、mineoのパケット放題plusよりも少し通信速度は速いかなと言う印象です。
このようなオプションなどを利用することで、GB数をオーバーして通信制限がかからないようにするのも1つの対策方法です。
格安SIMの速度が遅いときの対処法6つ
おそらくこのコラムを見ている人の中には「自分が使っている格安SIMの速度が遅い」「速度の遅さを改善する方法はあるか」という人もいると思いますので、通信速度が遅い時の解決策を6つ紹介しておきます。
サブブランド系の格安SIMに変更する
まず、「格安SIMの速度が遅い!」と感じているほとんどの人はMVNO系の格安SIMを利用している人だと推測されますので、MNO系(サブブランド系)の格安SIMに変更することを第一の解決策としましょう。
ぶっちゃけて言うと、MVNO系の格安SIMで昼休みの時間帯に快適に使えることを求めることは不可能に近いです。
MVNOがMNOからインターネット回線の仕入れていますが、仕入れ値は10Mbpsあたり15万程度なので、その原価で昼休みの時間帯を考慮した回線を仕入れると利益は確実に出ません。
よって、根本的に解決したい場合は、自社のインターネット回線を使えるahamo、LINEMO、povo、Y!mobile、UQモバイルに変更するのが確実でしょう。
混雑する時間帯や場所を避ける
MVNO系の格安SIMとは言え、昼休みの時間帯以外は快適に利用することができます。
様々な格安SIMの実測値を測っていますが、どこの格安SIMも15Mbps以上の数値は出ていることが多いです。
よって、「格安SIMの速度が遅い!」と感じている人の大半は「昼休みの時間帯」とも言えます。
なので、そもそもMVNO系の格安SIMを使っている場合は、昼休みの時間帯(12時~13時)の利用を控えても良いかもしれません。
昼休みの時間帯に動画を見るなどしたい!という場合はMNO系の格安SIMに変更するしかないでしょう。
ポケット型WiFiなどと併用する
通信速度が遅い時だけポケット型WiFiを利用するという方法もあります。
普段は格安SIMのデータ通信で、昼休みだけポケット型WiFiを利用するという方法もありです。
ただ先ほども説明した通り、ポケット型WiFiも4,000円前後するので、それであれば、ahamo20GB(2,970円)の方が良いのかなと思ったりします。
ただ自宅に光回線を繋いでいないのであれば、ポケット型WiFiを自宅と外出時に使うという併用できるシチュエーションであればよいかもしれません。
動画視聴は画質を下げる
動画視聴でストリーミングに時間がかかっている場合は、動画の画質を下げましょう。
Netflix公式では、「高画質(HD)」であれば3Mbps以上が推奨とされているので、そこまで通信速度は求められていません。
YouTubeを含め、動画配信サービスでは画質を選択できますので、画質を落としてみれば快適に視聴できる可能性があります。
スマホの再起動OR機内モードへの切り替え
その他、突発的にインターネットが利用できないというような場合は、機内モードに切り替えたのち、すぐに元に戻してみましょう。
これで通常通りのインターネット回線に戻る可能性もあります。
またスマートフォンの不具合などもあるので、スマートフォンを再起動して様子をみるのもありでしょう。
あまり多くない事例ですが、この対策方法で正常に戻る可能性もあります。
テザリング利用中ならつなぐ端末の数を減らす
スマートフォン側でテザリングなどをして、他の端末(タブレット、ノートPC)で作業している場合、スマートフォン側の通信速度が遅くなることがあります。
よって、テザリングをして速度が遅くなっている場合は、テザリングをやめましょう。
もしくはテザリングしながら使いたい場合は、MNO系の通信速度が速い格安SIMに変更することを検討しましょう。
格安SIMの速度についてよくある質問
その他に「速度」についてよくある質問について回答をしていきます。
通信速度の「下り」「上り」ってなに?
「下り」はダウンロード、「上り」はアップロードです。
「下り」が一般的に言われる通信速度だと思ってください。
ようはインターネットから自分のスマートフォンにデータが「下りてくる」という考え方です。
「上り」は自分のスマートフォンからインターネット環境に「上げる」ということです。
LINEなどで動画を相手に送る場合は、自分のスマートフォンからLINEのサーバーに動画を「上げ」ます。
格安SIMの通信速度が遅いと言われているのはなぜ?
昔のイメージがあるので、思い込みが多いです。
一般的に利用する分においては、どの格安SIMも快適に利用できます。
ただし、昼休みの時間帯にMVNO系の格安SIMは、かなり通信速度が遅くなりますので、「遅い」というイメージが付いている可能性はあります。
回線が混雑する時間帯・曜日はいつ?
何度も言っているように12時~13時の昼休みの時間帯が非常に混雑します。
最近は昼休みも分散しているので、11時~12時、13時~14時も多少混雑します。
その他には、通勤ラッシュの時間帯、21時~23時のネットをよく使う時間帯などが多少混雑しますが、昼休みと比べると快適なことが多いです。
格安SIMは山間部や地方では通信速度が落ちる?
山間部だから通信速度が遅くなるということはありません。
逆に基地局から遠いと、電波自体が入りづらいという可能性があります。
逆に地方でも基地局があるところは、ユーザーの数が少ない分、都会よりも高速な環境でインターネット通信をすることができます。
なお山間部、地方で強いのはドコモ回線です。
日本では一番の基地局数なので、ソフトバンク回線やau回線を使っていて不満がある場合は、ドコモ回線にすることで解消することがあります。
格安SIMの速度切り替え機能はどう使う?
悪くはないと思いますが、速度を切り替えるとだいたいが1Mbps以下になるので、個人的に好きではありません。
料金のことを考えると、低速モードなどを上手に使ってGB数を節約するのが良いですが、ahamo、LINEMO、povo、Y!mobile、UQモバイルなどは非常に通信速度が高く、料金も安いので、せっかくだったら、そちらの格安SIMを使いたいと思っています。
オタクが考える格安SIMでストレスない速度で使う方法
色々調べて、色んな格安SIMを使ってみて思ったことは、通信速度を考えるならMNO系のahamo、LINEMO、povo、Y!mobile、UQモバイルから選ぶべきということです。
これらの格安SIMであれば、どの格安SIMでもスピードは出ます。
また料金と速度で言うと、ahamoかLINEMOの2択になるかなと思っています。
ただY!mobileやUQモバイルなどは店舗でのサポートがあるので、サポートが欲しい人にはおすすめです。
各社の比較は「ランキング記事」で紹介しているので、参考にしてみてください。
