ドメインの移管とは?方法や手順について分かりやすく解説

ドメインの移管とは?
ドメインの移管とは、現在のドメイン登録業者から別のドメイン登録業者にドメインを移動するプロセスです。これは、例えば、料金の違いやサービスの質、サポートの良さなどの理由で行われることがあります。
ドメイン移管の手順
- 移管先のドメイン登録業者を選ぶ
まず、ドメインをどこに移管するかを決めます。新しい登録業者を選ぶ際には、そのサービス内容や料金体系、カスタマーサポートの評価などを確認しましょう。 - 現在の登録業者からドメインの解放を依頼
今のドメイン登録業者に連絡し、ドメインの移管を可能にするために「ドメインのロック解除」を依頼します。また、「認証コード」(Auth Code、EPPコードとも呼ばれる)を取得しましょう。 - 新しい登録業者で移管申請を行う
移管先のドメイン登録業者のウェブサイトにアクセスし、移管プロセスを開始します。認証コードや現在のドメイン情報を入力する必要があります。 - 移管の確認
通常、移管プロセスの途中で確認のメールが送られてきます。このメールからリンクをクリックすることで移管の確認が取れます。 - 完了通知の受け取り
移管が完了すると、新しい登録業者から移管完了の通知が送られてきます。
注意点
- ドメイン移管には一定の期間がかかることがあります。一般的に数日から数週間程度です。
- ドメインの有効期限が近い場合、移管前に更新を行うことをお勧めします。
ドメイン移管は慎重に行うべき手続きですが、正しい手順を踏めばスムーズに進められます。
次にmixhostで他ドメイン管理会社からのドメイン移管を進める場合の手順について説明します。
mixhostでのドメイン移管の手順
基本的な流れはドメイン移管の手順と同様になります。
ドメイン移管申請前の注意点
ドメイン移管申請を行う場合、申請条件があります。移管が可能な状況か移管申請前にご確認をお願いします。
●登録期限日が間近、または登録期限日を経過している
期限間近な場合は移管を受け付けることができません。ドメインの更新手続きを完了されてからお申し込みください。
※移管申請時点で以下日数以上あれば移管申請できます。
・jpドメイン:登録期限残数が31日以上
・jpドメイン以外:登録期限残数が15日以上
●手続き中のものがある
whois情報の変更申請中の場合、完了後にお手続きください。
●ドメイン登録、前回の移管申請から60日経過していない
ドメイン取得後60日経過後に移管申請を行ってください。
前回の移管申請が60日経過していない場合、60日経過後に移管申請を行ってください。
●ドメイン移管不可なTLDである
ドメイン移管可能なTLDについては下記のヘルプページをご覧ください。
他ドメイン管理会社からmixhostへの移管手続き方法
mixhostへドメイン移管を申請します。
その際、移管元の他ドメイン管理会社にて下記STEP1~STEP3の対応を実施いただく必要があります。
各STEPの操作方法については他ドメイン管理会社によって異なりますので、詳細は他ドメイン管理会社のヘルプページをご参照ください。
STEP1:レジストラロックの無効化
移管時に無効にする必要があります。
STEP2:Whois情報公開代行の無効化
Whois情報公開代行が設定されている場合は移管時に無効にする必要があります。
STEP3:EPP Code (Auth Code) の取得
EPP Code (Auth Code) とは、不正なドメイン移管を防ぐ目的で発行される、パスワードのようなものです。他社へドメインを移管する場合、EPP Code (Auth Code) を取得する必要があります。
次のSTEPからはmixhostでの操作となります。
STEP4:他社管理のドメインを移管
以下の他社管理のドメインを移管のページにて必要な情報を入力しカートに追加します。
- ドメイン名
移管を行いたいドメイン名を入力します。 - 認証コード (EPP Code / Auth Code)
STEP3で取得したEPP Code (Auth Code)を入力します。
ドメイン移管不可なTLDもございますので、下記のヘルプページの対応表をご覧ください。
STEP5:ドメイン設定
Whois情報公開代行を任意で設定することが可能です。必要であればチェックを行ってください。
ネームサーバーについてはデフォルトのままお申し込みいただいた場合は、下記のとおりmixhostのネームサーバーが使用されます。
- ネームサーバー1
ns1.mixhost.jp - ネームサーバー2
ns2.mixhost.jp
注意:サイトのデータをmixhostに移動させる前に、ドメインのネームサーバーを他社からmixhostに変更された場合、サイトが閲覧できなくなる可能性があります。
mixhostのサーバーにデータを移動させる場合は、サーバーにお申し込みの上、初めてのご利用ガイドを参考にサーバーのデータの移動を行ってください。
mixhost adultにネームサーバーを変更する場合は、レンタルサーバーのお申込み時期によってネームサーバーが異なりますので、下記の画面でご確認して頂き変更をお願いします。
【確認方法】
ホーム > マイサービス > 対象のレンタルサーバーのステータスを選択
STEP6:ご注文内容の確認
ご注文いただいた商品と金額をご確認いただきお客様情報の入力へ進みます。
STEP7:お客様情報およびお支払い方法の入力
お客様情報とお支払い方法をそれぞれ入力してください。
mixhostのアカウントを既にお持ちでログイン済みの場合は登録済みのお客様情報を使用しますのでお支払い方法のみのご入力となります。
STEP8:トランスファー承認手続きメールとドメイン移管完了のお知らせメール
お支払いが完了しましたらmixhostのマイページの登録メールアドレス宛に、以下の件名のメールが届きます。
【mixhost】■重要■ ドメイン移管開始のお知らせと移管承認メールについて
お申し込み後数日以内にWhois情報にご登録のメールアドレス宛にトランスファー承認手続きのお願いメールが送信されますので、記載された期日までに承認を行ってください。
移管元の他ドメイン管理会社によっては移管先の指定事業者を連絡する必要がある場合がございます。mixhostの指定事業者は「GMOインターネットグループ株式会社」となりますので、その旨を移管元の他ドメイン管理会社にご連絡ください。
トランスファー承認を行ってから数日以内にmixhostへのドメイン移管が完了します。
ドメイン移管が完了しましたらmixhostの登録メールアドレス宛に、
【mixhost】 ドメイン移管完了のお知らせ [ドメイン名]
という件名のメールがお客様宛に届きますので、以降はmixhost側でドメインの管理が可能となります。
まとめ
ドメイン移管は大変なイメージがあるかもしれませんが、こちら側でドメイン移管前に予め行うことは主に下記3点となります。
・レジストラロックの無効化
・Whois情報公開代行の無効化
・EPP Code (Auth Code) の取得
この3点を行っておけば、後はドメイン移管先の指示に従って手続きを進めるとドメイン移管が完了します。
ドメイン移管は事前の準備が大切ですので、移管を考えている場合は事前に予習をしておくとスムーズにドメイン移管ができるでしょう。