【2025年春】クラウドストレージ pCloud を知っているか?

目次
pCloud って何? 2つの特徴
pCloud とは、DropBoxやGoogleドライブのように、オンライン上にファイルを保存しておく事ができる、クラウドストレージサービスです。
pCloud の他社と異なる大きな特徴と言えば、以下の2つの特徴があります。
一度購入したら生涯利用可能。買い切り型プランがある
多くのクラウドストレージが、毎月または、年間単位で支払いが必要なサブスクリプション型であるのに対して、pCloudは一度購入したら生涯(購入者が死亡するか、購入から99年経過するかどちらか早いほう)利用する事ができるプランが存在します。
買い切りプランならば、途中で契約料金が改定され、突然支払い額が上がってしまう心配もありません。
サーバー管理者すら復号できない強力な暗号化オプションがある
強力な暗号化により、アップロードしたファイルが検閲される恐れがありません。
Google等では、アップロードされたファイルが所有者の同意無しに削除されたり、アカウント自体が削除されたりする例もあります。
特定の国家では、法的根拠により個人や企業を相手に、スマートフォン等のロックを解除し、データを閲覧できる状態にする事を強制される可能性があります。
中国では「国家安全法」を根拠に、イギリスでも、「捜査権限法2000」を根拠に、オーストラリアでも「支援およびアクセス法」を根拠に、拒否する事が出来ない情報開示が強制される可能性があります。
サーバー管理者すら復号できない仕組みで暗号化される事から、自分の知らないところで国家からの要請により企業が勝手にサーバー上のファイルを復号して、情報が漏洩してしまう心配はありません。
一生買い切りプランって何だか不安だけど pCloud は大丈夫?
「一生利用可能!」そう言いつつも資金だけ回収して、「諸般の事情により、やむを得ず、残念ながら、サービスを継続する事が不可能となり……」そのようにサービスをクローズしていった『一生』を売りにしたサービスはこれまでにどれだけあったでしょうか。
例えば、「au one メール」は2007年9月に『一生つきあえる100年メール』としてサービスを開始しましたが、2013年9月30日にサービスが終了しました。
pCloud の一生買い切りプランを警戒することは、情報リテラシーの高い人ならば当然とも言えます。
pCloud の運営状況
pCloud の運営会社 pCloud International AG は2013年にスイスで設立されました。
同社はIR情報などで財務状況を公開していませんが、2000万人以上のユーザーが利用しています。
また、利用規約の内容から万が一サービスの提供が困難になった場合には、代替手段の提供を努力する旨について記述があります。
サイトまたはサービスへの変更
pCloudは、本サイトおよび本サービスを頻繁に強化し、更新します。当社は、本サイトまたはサービスを変更または中止することがありますが、そのような場合は、お客様に事前に通知する合理的な努力を払い、お客様がユーザコンテンツの保管のために代替手段を手配できるようにします。また、サブスクリプション終了までの残り期間に基づいてお客様の支払額の相当額を払い戻すことなく、お客様が支払い済みのサブスクリプション期間中に本条に基づいてサービスを終了することありません。
NASとの比較について
買い切り型である事から、NASとも比較する事ができます。
NASを購入中した場合でも、経年劣化による寿命や、停電や落雷による故障のリスクによるデータ消失や買い換えの可能性があります。それらを考慮すると、pCloud の方がコスト面でも優れており、データ消失のリスクも低いのでは無いかと考えられます。
お支払い価格の例
※価格は2025年3月時点の価格です。為替相場等により変動する場合があります。
プラン | 米ドル価格 | 日本円(支払い通貨価格) |
---|---|---|
500GB / ソロ | 193.600 USD | 約28,981円 |
2TB / ソロ | 387.200 USD | 約57,964円 |
10TB / ソロ | 1,151.920 USD | 約172,442円 |
2TB / ファミリー | 580.800 USD | 約86,946円 |
10TB / ファミリー | 1,451.032 USD | 約217,220円 |
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