海外サーバーなら無修正もOKって本当?アダルトコンテンツに関する法律とリスクを解説

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海外サーバーなら無修正もOKって本当?アダルトコンテンツに関する法律とリスクを解説

はじめに

この記事の内容は、2026年3月時点の各種法律等を紹介しています。具体的な法令解釈や見解については、弁護士等の専門家とご相談ください。

アダルトコンテンツの法的定義

そもそも、アダルトコンテンツとは何でしょうか? はっきりとした定義があるのでしょうか?

実はアダルトコンテンツという言葉は法律用語ではありません。人や文脈によってアダルトコンテンツが指す範囲が変わる事は良くあります。

あいまいなアダルトコンテンツ

一般的には「公開に年齢制限が必要な内容の性質を持つコンテンツ」全般を、アダルトコンテンツとする事が多いでしょう。

各種プラットフォームによる規約などによっては、性的なコンテンツのみに限定されません。

出血を含む暴力的表現などのバイオレンス・グロテスクな内容なども含む場合があります。この他に、直接的な表現の無い、暗喩的な表現のみでもアダルトコンテンツに分類されることもあります。

類似の言葉である「NSFW」や「R-18」については、別途以下の記事で解説していますのでよろしければご覧ください。

NSFWとR-18って何が違うの? 人に聞きにくい事もこの記事を見て解決

NSFWとは? 皆さんは、NSFWという言葉を聞いたことはありますか? 「Not Safe For Work」という言葉が由来であり、職場での閲覧に適していないコンテンツを指す言葉として…

それではアダルトコンテンツに関連した、法律について見てみましょう。

日本の場合

インターネット上でアダルトコンテンツを公開する場合に、抵触する可能性がある法律には刑法第175条等があります。

この他に、特別法や地方自治体の条例が該当する場合があります。

刑法第175条

  1. わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の拘禁刑若しくは250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は拘禁刑及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
  2. 有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする。

著名な判例

刑法第175条では「わいせつな」と記載があるだけで、どのような物が「わいせつな」物であるかまでは定義されていません。

わいせつ物の基準については、チャタレー事件で、1957年(昭和32年)3月13日に最高裁判所が下した判決が、現代のわいせつ表現規制の基準にも影響を与えています。

その基準とは以下の三点です。

① 性欲を興奮・刺激させ
② 普通人の正常な性的羞恥心を害し
③ 善良な性的道義観念に反するもの

特別法・特別刑法

アダルトコンテンツに関連する可能性のある特別法も様々な物があります。ここでは一例を取り上げます。

児童ポルノ禁止法

正式名称は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」と言います。

ここで言う児童とは、「18歳未満」の者を指します。

児童ポルノの製造・提供・販売・配布の他、単純所持なども広く対象としています。

リベンジポルノ防止法

正式名称は、「私事性的画像記録提供等被害防止法」と言います。

主に元交際相手などによる私的性的画像の拡散防止のために整備された法律です。

この法律によれば、撮影や録画・録音時に同意があった場合でも、インターネット上での公開などに同意が無かった場合には、違法となる可能性があります。

その他の条例など

各都道府県の青少年健全育成条例や、著作権法の対象となる場合もあります。

日本国外の場合

海外のレンタルサーバーを日本在住の人が利用する場合には、日本の法律とその国の法律、それぞれの影響を受けます。

例えば、米国ではアメリカ合衆国憲法修正第1条により、表現の自由が保護されています。これにより無修正の性的なアダルトコンテンツの配信を許可しているレンタルサーバー事業者も多数あり、日本在住の人でも契約して利用する事は可能です。

しかしながら、無修正の動画を海外のサーバーにアップロードし販売していた人々が、逮捕・起訴された例があります。

外国のサーバーを借りた場合でも、日本の法律を遵守する必要があるのです。

アダルトOK=何でもOKではない

アダルトコンテンツの公開や配信が可能なレンタルサーバー事業者でも、違法なわいせつ物の公開は一般的に禁止されています。

アダルトコンテンツが許可されているサーバーなら、何をアップロードしても大丈夫という事ではありませんので、合法の範囲内のコンテンツだけを取り扱う事が大切です。

mixhostでは、アダルトコンテンツを含むWebサイトを公開する事ができますが、利用規約の禁止事項にて法令に違反する行為や、違法行為が指定されています。

しかしながら、他にアダルトコンテンツを厳しく規制するような規約は無いため、適法の範囲内であればアダルトコンテンツを含むWebサイトが運営可能です。

まとめ

アダルトコンテンツは刑法第175条のわいせつ物に該当する可能性があります。

海外のレンタルサーバーを契約して使う場合でも、日本の法律を遵守する必要があります。

アダルトコンテンツが許可されているmixhostでは、利用規約の範囲内かつ法令を遵守する限りにおいて、アダルトジャンル系のサイトも運営が可能です。