日本ではiPhoneユーザーが非常に多く、高校生に関してはほとんどがiPhoneを使用している…くらいの普及度です。
iPhoneは日本では普及している分、狙われやすいとも言えます。
特に無料WiFiを利用する場合には注意が必要です。無料WiFiは非常に危険で、専用のツールを持った人物であれば1分半もあれば、あなたのiPhoneも乗っ取りが可能です。
無料WiFiの中でも鍵マークの無いSSIDへの接続に関しては暗号化されていない接続なので丸裸状態。非常に危険な状態と言えます。
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では、鍵マーク付きのSSIDへの接続はどうでしょうか。鍵マーク付きの場合、暗号化されているので比較的安全という認識です。しかし、その鍵についてもその場で無料WiFiを利用している全員が知っているのでそれ程意味がなく、危険レベルは変わりません。
そして、最も危険なのが誰が何の目的の為に設置しているのかわからないような野良WiFiです。
まとめると…
無料Wi-Fiは”すべて”乗っ取りの危険がある
乗っ取り犯の目的は「お金」か「ストーカー行為」のどちらかですが、どちらも非常に危険です。
- 仕事なら、データを盗まれて情報漏洩 → 訴訟問題に
- プライベートならSNSを乗っ取られる → 知り合いや親が詐欺被害に
- クレジットカードや銀行情報 → お金を盗まれる
- ショッピングサイトのログイン情報が盗まれる → 勝手に高額な買い物をされる
そこで、本記事ではiPhoneの乗っ取りはどのような手口なのか、また乗っ取り被害を受けた後の対処法と二度と乗っ取り被害を受けない為の予防策について紹介しています。
無料WiFiを利用する前に、iPhoneユーザーのあなたは是非最後まで読んで危険を回避してください。
結論を言うと、最強の乗っ取り対策はMillenVPNというアプリをインストールしておくことです。
元々は企業がセキュリティのために導入していたものですが、最近は費用が安くなり、一般のiPhoneユーザーでも気軽に使われるようになっています。
MillenVPNアプリがコスパが良く、最強の防衛策である理由を下記の記事で解説しています。
外でWi-Fiを使う可能性があるiPhoneユーザーは全員入れておいて欲しいくらいの最強アプリのなので、必ず知っておきましょう!

下の記事では、当サイトが厳選した最強VPNサービス3社を、徹底的に比較しています。
その中でも、MillenVPNを特に推奨する理由についても詳しくわかりますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。

VPNってなんだ?という仕組みから知りたい方は下記の記事を読んでみましょう

無料WiFiでのiPhoneの乗っ取り方法!3つの手口を詳しく解説!
無料WiFiスポットを利用したiPhoneの乗っ取り方法は主に次の3つが考えられます。
- iPhoneにウイルス感染させて乗っ取り
- iPhoneを探す機能を悪用
- 悪意あるWiFiスポットの設置
では、それぞれの方法について詳しく解説していきましょう。
無料WiFiからiPhoneにウイルスが!乗っ取りも簡単に?
iPhone用の不正アプリをiPhoneユーザーが入手することは非常に難しくなっています。
つまり、それだけiPhoneが安全ということになりますが、それでも不正アプリをインストールしてしまうこともあります。
その一例が、セキュリティレベルの低い無料WiFiを利用している場合です。実はセキュリティレベルの低い無料WiFiでは、ツールを使えば誰でも簡単にiPhoneの中身を覗き見することができます。
覗き見することで、iPhone内のデータを全て抜き取ることも可能。個人情報を抜き出すことができれば、フィッシング詐欺と同様の方法で不正アプリをインストールさせることもできます。
また、Appleサポートを名乗って、偽のサイトに誘導することでウイルス感染(マルウェア)させる場合や、怪し気なアプリをダウンロードさせることなども非常に容易です。
しかも、見た目ではわからないような場合も多いので、iPhoneを利用し続けても気付かないというケースもあるので注意が必要です。
また、Appleのログインページに酷似したサイトへの誘導されるケースも多くなっています。偽サイトに誤ってIDやパスワード、更にはクレジットカード情報まで入力してしまうと、乗っ取り被害だけではなく後々色々な危険が待っているかもしれません。
更に、警告メールなどを送り付けて恐怖心を煽ることで、iPhoneの乗っ取りに拍車が掛かります。公式サイトに似たアドレスから届いたメールなら、あなたも信用してしまうのではないでしょうか。
ですから、無料WiFiを利用しても、あなたのiPhoneがウィルス感染しないように努めましょう。そうすれば乗っ取り被害に遭う確率もぐっと減るでしょう。
無料WiFiで得た情報を元にiPhoneを探す機能を悪用
iPhoneには紛失した場合などにとても便利な「iPhoneを探す」という機能があります。パソコンからアクセスすることで、次のようなことができます。
- iPhoneの現在位置を示す
- iPhoneの音を鳴らす
- iPhoneを遠隔操作する
- iPhone内のコンテンツを消去する
- デバイスロック
とても便利な機能という印象を受けます。しかし、遠隔操作が可能というだけでも危険な感じがしませんか?「iPhoneを探す」機能は通常は持ち主のみが利用できる機能です。
しかも、Apple ID(メールアドレス)とパスワードさえわかれば誰でも利用することが可能。
前述したように、無料WiFiを利用することでiPhone内の保存されている個人情報は簡単に盗み出すことができます。つまり、Apple ID(メールアドレス)やパスワードを盗み出すことも非常に簡単。
iPhoneの便利機能が仇となってあなたのiPhoneが乗っ取り被害に遭うかもしれません。ですから、できれば「iPhoneを探す」機能自体をOFFにしておくことをおすすめします。
悪意ある無料WiFiスポットはiPhone乗っ取り放題!?
無料WiFiスポットの中でも最も危険なのが悪意のあるWiFiスポットです。
悪意のあるWiFiスポットは利用する予定の無料WiFiスポットと非常に酷似したSSIDを使っているので、何気なく接続してしまうケースが後を絶ちません。
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そして、偽物の無料WiFiスポットに接続してしまった場合はあなたのiPhoneを自由に操作できるというイメージ。
ですから、iPhoneの乗っ取りは非常に簡単です。ハッキングのプロになると、非常に短時間で接続することも可能。
では、あなたのiPhoneが乗っ取り被害に遭ったという場合はどのように対処すべきでしょうか。
iPhone乗っ取り被害に遭った後の対処法
あなたが無料WiFiを利用した後、動作に不審な点を感じたらウィルス対策ソフトなどを利用して乗っ取り被害に遭っていないか否かを確認しましょう。
その上で、もしiPhoneの乗っ取り被害に遭っていることがわかった場合は以下のような対処を行いましょう。
- iPhoneを初期化する
- カード会社に問い合わせ
- SNSの使用履歴を確認する
- サイバー犯罪相談窓口に相談する
もう少し具体的に見ていきましょう。
iPhoneの乗っ取り被害!まずは初期化する!
iPhoneの初期化を試しましょう。何だかんだ言っても初期化することが最強の対処法となります。また、バックアップデータがある場合は、iPhoneの状態をバックアップデータのある時点まで戻すのも一つの方法です。
iPhoneの初期化方法は以下の手順となります。
- 「設定」→「一般」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定の消去」を選択
- Apple IDとパスコードを入力する
クレジットカードが使われているかも?カード会社に問い合わせよう!
iPhoneの乗っ取り被害でクレジットカードの情報を盗み取られた可能性がある場合には即座にクレジットカードを停止する必要があります。
クレジットカードの被害に関してはほとんどの場合、保険で賄われることになるのであなたに直接的な実害はありません。
しかし、現在使用しているクレジットカードは使えなくなるので、カード会社に電話連絡をして破棄する必要があります。
カードの停止や再発行に関する手続きなども必要なので、iPhoneが乗っ取られたかもしれないと気が付いたらすぐに連絡するようにしてください。
iPhoneの乗っ取り被害の後はSNSの使用履歴を確認!
iPhoneの乗っ取り被害がわかったら、SNSも乗っ取られる可能性があります。あなたが利用しているSNSの使用履歴を確認してください。
もしかすると、勝手にパスワードを変更されていて、あなたがログインできなくなるということも考えられます。
SNSでは違う端末からのアクセスがあった場合には警告をされますが、あなたのiPhoneを乗っ取って利用している場合には警告されることはありません。
ですから、自分で気が付いた時点で使用履歴やDMの送信履歴などを確認するようにしましょう。
iPhoneの乗っ取り被害はサイバー犯罪相談窓口に相談!
各都道府県にはサイバー犯罪相談窓口というものが設置されています。ですから、あなたがiPhoneの乗っ取り被害に遭った場合にはすぐに相談してください。
サイバー犯罪相談窓口の一覧は下記に掲載されています。
サイバー犯罪相談窓口
また、情報処理推進機構(IPA)でも情報セキュリティ安心相談窓口がありますので、こちらもご利用ください。
→情報処理推進機構
今後の犯罪防止にも役立つと思いますので、是非情報提供をしてください。メールやFAXでも相談が可能ですので、電話で上手く状況を伝えることができないと思われる方は、一度状況を整理してメールやFAXで相談されることをおすすめします。
では、無料WiFiを利用してもiPhoneが乗っ取り被害に遭わない為に何か良い予防方法はあるのでしょうか。
無料WiFiでiPhone乗っ取り被害に遭わない為の予防策
無料WiFiでiPhone乗っ取り被害に遭わない為の予防策としては次の4つの方法をおすすめします。
- 怪しいメールURLや広告のタップは避ける
- SSL化されたサイト(https)のみを利用する
- iOSのアップグレードをしておく
- VPN(仮想専用線)を利用して接続する
結論をいう、4のVPNを利用して接続すると言う方法が、現実的でなおかつ最も安全な方法です。・
外でWi-Fiを使う可能性があるiPhoneユーザーは全員入れておいて欲しいくらいの最強アプリのなので、必ず知っておきましょう!

下の記事では、当サイトが厳選した最強VPNサービス3社を、徹底的に比較しています。
その中でも、MillenVPNを特に推奨する理由についても詳しくわかりますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。

また、VPN以外で利用できる方法としては、下記のものが挙げられます。
まずメールに添付されたURLや広告は信頼できるもの以外はアクセスしないようにしましょう。
もしかすると、そのサイトは偽サイトかもしれません。ウィルスに感染する可能性も考えられます。
また、無料WiFiスポットではSSL化されたサイト以外にはアクセスしないようにしましょう。SSL化されたサイトは暗号化通信を行うのである程度安全ですが、非SSL化サイトでは暗号化されないので危険です。
そして、iOSは常に最新の状態にしておくことも重要。iOSと言えども完璧ではありません。セキュリティホールが見付かれば、そこを攻撃されるかもしれないので、常に更新しておきましょう。
しかし、上記の対策では完全にiPhoneの乗っ取り被害を避けることは不可能です。ですから、より安全を求めるならVPNを利用して接続してください。
現在、無料WiFiスポットを利用する時の安全対策としてはVPNが最も有効な手段です。あなたのiPhoneを守る為にはVPNサービスを利用して接続することをおすすめします。
まとめ
本記事では、無料WiFiスポットを利用することによって起こり得るiPhoneの乗っ取り被害について手順や対策方法について紹介しました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
無料WiFiスポットにおける主なiPhone乗っ取り方法としては、次の3種類があります。
- iPhoneにウイルス感染させて乗っ取り
- iPhoneを探す機能を悪用
- 悪意あるWiFiスポットの設置
そして、もしあなたのiPhoneが乗っ取られてしまった場合には以下の4つの対処を行ってください。
- iPhoneを初期化する
- カード会社に問い合わせ
- SNSの使用履歴を確認する
- サイバー犯罪相談窓口に相談する
しかし、できることならiPhoneの乗っ取り被害には遭いたくありません。でも、無料WiFiスポットはこれからも利用したい。そんな時には予防するべき。無料WiFiスポットを利用する場合の予防策としては次の4つの方法をおすすめします。
- 怪しいメールURLや広告のタップは避ける
- SSL化されたサイト(https)のみを利用する
- iOSのアップグレードをしておく
- VPN(仮想専用線)を利用して接続する
中でも最も効果的なのはVPNサービスを利用した接続方法です。無料WiFiスポットは通信自体が暗号化されている場合でも安心できません。ですから、VPNサービスを使ってより安全な通信を行うことをおすすめします。
あなたのiPhoneが乗っ取られる前に、是非対策を行ってください。