海外のサイトを見ようと思っても繋がらなかったり、日本のサイトに勝手に繋がってしまい、本当に知りたい情報が得られなかったなどの経験は無いでしょうか。
サイトだけでなく、動画配信サービスなどを利用して海外の映画やテレビ番組を見るのもできそうでできないという感じでもやもやしているかもしれません。
例えば、アメリカの主要なテレビ局の動画を見ようとすると、以下のような文章が表示されて動画を見ることはできません。
”Sorry, this video is not available from your location”
つまり、「あなたの地域からこのビデオを見ることはできません」ということです。
Webサイトについては全く閲覧できないということは少なく、日本語のWebサイトに転送されるという感じですが、動画配信に関しては全く見ることができません。
実は、海外渡航時に日本に居る友達とLINEで連絡を取ろうとしてもうまく連絡できない場合があります。
それだけではなく、動画配信サイトで日本国内の動画を見ようとしても見ることができません。
また、WordPressで海外の様子をブログに書こうと思ってアクセスしようとしても、サーバーによってはログインもできない状況になるということもあります。
以前からアダルトサイトなどには規制があり、アクセスできませんでしたが、最近では海外のSNSなども利用できないという状況です。
つまり、何の対策もしていない状態では
- 海外渡航時の日本のサイトへのアクセス
- 日本から海外のサイトへのアクセス
のどちらも不可能ということ。では、どのような対策を行えばそれぞれにアクセスができるようになるのでしょうか。
そこで、本記事では海外と日本国内のサイトやサービスが利用できない理由と、海外のサイトが見れるようになる3つの対策方法について紹介したいと思います。
【この記事の結論】
- 海外から日本国内のサイトへアクセスしたい
- 日本国内から海外のサイトへアクセスしたい
という場合には、VPNサービスを契約するのが1番安全かつ簡単な方法になります。
コスパ、信頼性、スペック共を全て考慮すると、数あるVPNサービスの中でも現状ではMillenVPNが最強です。

料金も月額396円〜のワンコインから、信頼性が非常に高い最高品質のVPNを利用できるので、ぜひ頭に入れておいてください。
VPN接続サービスで迷っているのなら、MillenVPNの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

下記の記事では、本当のおすすめの有料VPNをご紹介しています。
その中でも、MillenVPNが特におすすめな理由についてもわかるので、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。

海外から日本のサイトを見たい方の中でも、特に「中国から日本のサイト・サービスを見たい方」へ。
中国の場合、他の国とは異なる手順になりますので、下の記事をチェックしてみてください。

海外からサイトが見られない理由はIPアドレスだった!
まず、海外から日本のサイトやWebサービスが利用できなかったり、日本から海外のサイトやWebサービスが利用できないのは、どういう仕組みなのでしょうか。
実は、あなたがインターネットにアクセスする時のIPアドレスで判断しています。IPアドレスはインターネット上の住所。
IPアドレスを見れば、どこの国からのアクセスなのかということは一目瞭然です。
ですので、そのアクセスに対して拒否するのか許可するのかということを判断するのは難しい事ではありません。
逆に言えば、IPアドレスを偽装することさえできれば、海外から日本のサイトへのアクセスも海外のサイトへのアクセスも可能になるということ。
では、IPアドレスについてもう少し詳しく解説しましょう。
IPアドレスで国内か海外かを判断できるのは何故?
IPアドレスはグローバルIPとプライベートIPの2種類があります。
海外のサイトにアクセスする時に重要なのは、グローバルIPの方です。
グローバルIPを管理しているのはICANNという国際組織。
ですから、IPアドレスは自分勝手に決められるものではなく、ICANNが管理して割り当てている唯一無二のインターネット上の住所ということになります。
つまり、ネットワーク上の機器の識別を目的としていて、あなたがインターネットに接続する時の機器に割り付けられています。現在、あなたの端末に割り当てられているIPアドレスはtools.loumo.jpにアクセスすると下の画像のように表示されます。
IPアドレスだけでなく、国や地域まで表示されていることがわかるでしょう。ただし、地域が「東京」と表示されていますが、実際は東京からかなり離れたところからアクセスしています。
このまま海外のサイトを見ようとしても日本からのアクセスだということがわかるので、閲覧を拒否または日本語サイトに転送される場合があります。
ですから、IPアドレスをWebサイトやWebサービスを利用したい国のものに書き換えるか、それに似たサービスを利用しなければなりません。
では、具体的にどのような方法があるのでしょうか。次の章で詳しく解説しましょう。
海外のサイトを見る3つの方法
海外のサイトを見る方法は色々とありますが、最も手軽な方法は次の3つです。
- browserlingを使う
- Webブラウザのプラグインを利用する
- VPN接続
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
browserlingを使って国内から海外のサイトを閲覧
browserlingは色々なWebブラウザでの表示を確認する為のサービスです。確認できるWebブラウザとしては次の5種類。
- Internet Explorer
- Chrome
- Firefox
- Opera
- Safari
browserlingの使い方は、閲覧したいWebサイトのURLを直接browserlingの検索窓に入力し、【Test now!】を押すだけ。
browserlingはWebデザインなどで自分が利用しているデバイス以外のものを求められているようです。ですから、IPアドレスを偽装するのはあくまでもおまけという位置付けと考えてください。
browserlingを利用する主なメリットとしては、次の3件。
- ブラウザの設定変更が不要
- プロキシサーバーの変更不要
- OSを選択できる
最も手軽に利用できると思われます。ただし、注意点としては無料で利用できるのはたった5分間だけ。それ以上の確認については有料プランへの加入しなければなりません。
ですから、非常に手軽に利用できるのは良いのですが、もう少しじっくり見たいという場合にはWebブラウザのプラグインを利用する方法がおすすめです。
Webブラウザのプラグインを利用する
Webブラウザの追加機能を用いれば海外のサイトを見ることができるようになります。
いつくかの方法がありますが、その中でもGoogle Chromeで利用できる「Hotspot Shield」というプラグインの使用方法について解説しましょう。
まず、Google Chromeを立ち上げ、「chrome ウェブストア」にアクセスします。
下の画像のように、ストア内で「Hotspot Shield」を検索して【Chromeに追加】ボタンを押します。すると、警告文が表示されますが、特に問題無ければそのまま進めてください。
有料版もありますが、今回は無料版を利用しますので、【Free】を押しましょう。
すると、ファイルのダウンロードが始まりますので、指示に従ってください。ダウンロードが終わればファイルを実行してインストールします。
完了し、Google Chromeで「Hotspot Shield」が利用可能状態になります。ブラウザの右上にある拡張機能のボタンを押すと、下記のような画面が表示されるので、【STARAT】を押しましょう。終了時は同様に【STOP】を押します。
この状態でIPアドレスが変更されていることを確認すると、以下のようになりました。
ただし、残念ながらこの「Hotspot Shield」はお試し用のプラグインなので7日間しか利用できません。また、Webブラウザ上しか利用できないので、スマホ用のSNSアプリなどを使って通信を行う場合には少し不便。
ですから、おすすめは常時VPN接続を行うという方法です。
VPN接続なら海外のサイトも見放題!
日本国内から海外のサイトを見る方法、海外から日本国内のサイトを見る方法として最もお勧めの方法はVPN接続です。
実は、前述した「Hotspot Shield」もVPN接続ですが、日本のサービスではないので非常に分かりづらかったのではないでしょうか。
また、無料で利用できる期間も限られているので、ずっと利用し続けるには不向きです。
VPNというのは「Virtual Private Network」の略で、仮想的な専用線を作り出して安全な通信を可能にするという接続方法です。特に無料で利用できるWi-Fiスポットを利用する場合の安全対策としては、今後必須になるであろう通信技術。
VPNを利用することで、通信の安全性を確保していながらIPアドレスを利用したい国のものに変更することが可能です。IPアドレスの変更ができれば、海外のサイトからも拒否されることが無くなります。
しかし、VPNを利用する場合、以前なら高額な利用料金が必要でした。しかし、近年のブロードバンド化により、非常に安定したネットワーク網が確立されてきたことにより、普及と共に利用料金もリーズナブルになってきています。
中にはずっと無料で利用できるVPN接続サービスもありますが、残念ながら様々なデメリットがあるので非推奨です。
おすすめできるのは、有料のVPNサービスです。有料と言っても、前述した通り非常に低価格で利用できるので、大きな負担になるようなことはありません。
また、海外渡航ということであれば、通信の安全性も考慮してVPNサービスを利用することをおすすめします。
おすすめはMillenVPNです。
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他のVPNサービスと比べて、月額396円〜という格安料金で利用できます。
現在、様々なVPNサービスがありますが、基本的に月額1,000円〜2,000円というところが多いです。(ネットで比較している方はわかると思いますが…)
【MillenVPNの料金プラン】
MillenVPN | |
2年プラン (月額) | 396円/月 |
1年プラン(月額) | 594円/月 |
30日プラン | 1,738円/30日 |
15日プラン | 1,078円/15日 |
7日プラン | 638円/7日 |
※2023年12月1日時点の情報です
※2年、1年プランの価格は割引価格です。更新時より通常価格となります。
※表示の月額利用料は、各契約期間の一括払い時の割引後の月当たりの料金です。
30日プランの1,738円でも考えられないくらいの安さなので、どれを選んでもOKですが、圧倒的にお得な1年か2年プランを利用するのがベストです。
また、MillenVPNでは、7日プランや15日プランなど…より短期間利用プランを選ぶこともできます。
ただし短期プランは、2年プランや1年プランと比べると、かなり料金が割高になってしまいますので注意してくださいね。
高速の安定した通信で海外の動画もストレスなく見ることができます。もちろん海外のサイトや各種サービスも問題なく利用可能です。
MillenVPNに関しては、下の記事で詳しく紹介しています。

まとめ
本記事では、対策無しでは利用ができない
- 海外渡航時の日本のサイトへのアクセス
- 日本から海外のサイトへのアクセス
という2つの事例について、原因と対策方法を紹介しました。
海外から日本へ、日本から海外へ接続しようとした場合、サイトからアクセスを拒否されるのはIPアドレスがその国のものではないからでした。
ですから、対策としては以下のような3種類の方法を紹介しますした。
- browserlingを使う
- Webブラウザのプラグインを利用する
- VPN接続
中でも特におすすめはVPN接続です。ただし、無料のVPN接続に関してはデメリットが多いので、安価な有料VPNサービスを選びましょう。