WiFiとVPN

【危険】フリーWiFiだとIPアドレスがバレるリスク!安全対策を徹底解説

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街中の店舗や公共施設にあり、誰でも無料で使えるフリーWiFi。とても便利である一方、安全性が懸念されてる設備です。

情報流出や不正アクセスなど、セキュリティ面に不安があるとされている要因です。

その中のひとつに、「IPアドレスが他人にバレてしまう恐れがある」という話を聞いたことがないでしょうか?

今回はフリーWiFiとIPアドレスにまつわるお話、IPアドレスがバレたらどうなるかを解説します。

IPアドレスとは?


簡単いですがIPアドレスとは一体何なのか…確認しておきましょう。

IPアドレスとは、インターネットに接続する機器に割り振られた識別番号です。

簡単に言えば電話番号や住所みたいなもので、どこからどこへ通信が行われているかを判別するための数字です。

IPアドレスは、通信事業者が発行した個人情報であるため、基本的には発行した会社で管理されているものです。

郵便物が届くのは、相手の住所が判明しているから。

たとえ届かなくても差出人に戻ってくるのは、差出人の住所が解るからですよね。

 

IPアドレスから解る情報

「IPアドレスが住所や電話番号みたいなもの」と言うと、IPアドレスから住所まで知られてしまうような恐怖感が湧きますが、実際にはそんなことはありません。厳密に言えば個人情報なのですが、どこのプロバイダを使っているか程度の情報なのです。

それでは実際に、「https://www.cman.jp/」で自分のIPアドレスを確認してみましょう。

上記図の中央の白抜き部分に、アクセスした人の情報が表示されます。この数字から解るのは、どこのルーターからネットに繋いでいて、どこのプロバイダを使っているかのみです。

数字を解析すれば個人情報が判明しそうなものですが、一般人では解読できるような代物ではありません。そもそも通信事業者が管理している個人情報のため、普通は誰かに見られるようなものでは無いのです。

  • プロバイダ
  • 国と地域
  • 接続端末やブラウザ

ほかのIPアドレスチェックサイトを使った場合でも、確認できるのはこの程度です。地域にしても、そこまで正確な位置を把握することはできません。

IPアドレスは接続した場所を予想することは可能ですが、予想できるのは発信基地がある場所のみです。学校や会社などの専用回線を使用している場合は特定が容易ですが、誰が繋げたかまでは第3者からの確認は困難です。

フリーWiFiの場合、不特定多数にネット接続のためのIPアドレスを一時的に割り当てています。これを動的IPアドレスと言い、接続するたびに変わる識別番号です。

そのため、フリーWiFiだと場所がわかっても、誰が接続しているのかを把握するのはさらに困難になります。ただし、ネットに接続している端末情報は記録されるので、端末契約をしている通信事業者からは調べることが可能です。

ただし、これは一般的にわかる範囲というだけですので、通信事業者には契約者情報が確認可能です。フリーWiFiの動的IPアドレスという特性を利用して、悪用を考えても企業には対策されています。

 

動的IPアドレスと静的IPアドレス

フリーWiFiが動的IPアドレスなら、その対になる固定回線が静的IPアドレスと呼ばれるものです。固定回線とは、光回線などの通信事業者が契約者に割り当てた専用のネットワーク。つまり、固定回線とフリーWiFiは、継続か一時的かの違いです。

動的IPアドレスと静的IPアドレスの違い
動的IPアドレス 静的IPアドレス
  • 通信事業者が契約者に割り当てたもの
  • 基本的にIPアドレスは変わらない
  • 個人専用のIPアドレス
  • 一時的に利用者に割り当てたもの
  • 接続のたびにIPアドレスは変わる
  • 接続の空きが出るたびに入れ替わる

フリーWiFiは、一時的に間借りしてるネットです。個人契約の自宅と宿泊施設のようなものと思ってください。

 

IPアドレスが他人にバレた時のデメリット

もしもIPアドレスが他人にバレてしまった場合、どういったデメリットがあるかを解説します。IPアドレスが一般人にバレたところで、大した問題ではありません。しかし、IPアドレスが個人情報であることには変わりありません。

他人に自分の情報を知られるのは、気分の良いものではありませんよね。IPが他人にバレた場合、どういった弊害が起きるのか?例えば、社会問題にもなっている架空請求

海外のサイトなどにアクセスした際、急に自分のIPアドレスを表示され、高額な料金を請求される事例が起きてきます。実際には先述のようなIPチェックでわかる情報程度ですが、ネット初心者は「なんで自分の情報がわかるの??」とパニックになる可能性があります。

例えネット初心者ではなくとも、ことあるごとに自分のIPアドレスをチラつかされると気分が悪いものです。IPアドレスで自分の所在地や正体がバレると信じている人が未だに多く、脅迫の初歩的な手段として用いられているのが厄介です。

繰り返しになりますが、IPアドレスから住所や名前などの詳細がわかるのは、基本的に管理している通信事業者だけです。法に触れる場合や個人情報が流出したなど、例外がない限りは大きな被害にはなりません。

 

不正アクセスの方が恐ろしいフリーWiFi


IPアドレスを知られることよりも恐ろしいのが、使っている端末から情報を抜き取られること。つまり、不正アクセスです。IPアドレスがわかるということは、端末に入力した個人情報を抜き取ることも可能ということです。

そして、フリーWiFiでは、不正アクセスの危険性が常に潜んでいることを覚えておく必要があります。

 

フリーWiFiはなぜ怖い?

まず最初に、フリーWiFiは不特定多数の人間が利用している点が危惧されるポイントです。つまり、利用者の中には悪意を持った人間がいるとします。

もし、悪意を持った人間が、フリーWiFiに偽装したアクセスポイントを設置していたらどうなるでしょうか?「誰でも無料で使える」と言っても、設置はタダではありません。設置者には何かしらのメリットがあるから、利用者に無料で提供しているのです。

無料Wi-Fiのリスク
  1. 仕事なら、データを盗まれて情報漏洩 → 訴訟問題
  2. プライベートならSNSを乗っ取られる → 知り合いや親が詐欺被害
  3. クレジットカードや銀行情報 → お金を盗まれる
  4. ショッピングサイトのログイン情報が盗まれる → 勝手に高額な買い物をされる

フリーWi-Fiをセキュリティ強化なしで利用するのは、このような犯罪者に狙われている可能性があるため、セキュリティを確保した状態で利用するようにしてください。

具体的な予防策と、フリーWi-Fiの危険性について下記の記事で徹底的に解説しているので、よくわからない方は先にこちらを理解しておいてください。

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危険なフリーWiFiの特徴

警戒するべきフリーWiFiをご紹介します。これらは得体の知れないネットと考え、利用する前には要注意するべき特徴です。

  • フリーWiFiの提供元がわからない
  • 接続情報が暗号化(SSL)されていない

フリーWiFiに限らず、「出所がわからない」「こちらの情報が筒抜け」という状態は絶対に避けるべきキーワードです。特にネットは個人情報の宝庫とも言えるので、もしも機密情報が漏れてしまった場合、金銭的にも社会的にも大打撃を追ってしまう恐れがあります。

通常、企業が提供しているフリーWiFiは、提供元である自社の身元を明かしています。そして、SSLというのは、ネット通信の情報を暗号化する技術です。端末から送った情報を、第3者に見られないためのマスキングだと思ってください。

この2つがセットのフリーWiFiを使うところを想像してみてください。キャッチセールスに身分証明書とクレジットカードを渡すようなものです。

もしも迂闊にそういう場所で、端末から個人情報の受け渡しをした場合、IPアドレスどころか、暗証番号や受信データを根こそぎ抜き取られてしまう恐れがあるのです。

以上のことから、フリーWiFiが全て安全というわけではありません。

 

フリーWiFiスポットでのVPNのすすめ


怪しいネットを使わないに越したことはありませんが、企業が提供しているフリーWiFiが全て安全という保障はありません。使わないというわけにもいかない人のために、VPNの導入をおすすめします。

 

VPNとは?

VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、簡単に言うと自分専用の仮想回線です。もっとわかりやすく言うと、自分だけのネット回線を構築して、安全にネット通信を行う技術です。

VPNには色々な種類があり、無料から有料、機器端末や企業から提供されているものなど様々な種類があります。

下の記事では、VPN接続の仕組みについて、より詳しく解説しています。

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【超簡単】VPN接続とは?仕組み・できることをわかりやすく解説!VPN接続とはネットワークを簡単に構築できる画期的な技術です。 WEBサイトのSSL(Secure Sockets Layer)や...

 

VPNのメリットとデメリット

VPNのメリットはセキュリティの向上。ネット社会の現代に置いて、個人情報の保護は必須です。ただし、VPNも万能ではなく、物によっては脆弱だったり、フリーWiFi同様に罠が仕組まれている可能性がないとも言い切れません。

VPNのメリット VPNのデメリット
  • 自分だけの仮想専用回線
  • セキュリティの向上
  • 個人情報漏洩の防止
  • 通信速度に差がある
  • コストが掛かる場合がある
  • 偽物もある

VPNの最大のメリットは、個人情報の保護を始めとしたセキュリティの向上。対するVPNのデメリットは、通信速度の低下や、料金が掛かったり端末への負担など、ある程度の負担が必要な場合。これらは安全のためのトレードオフができるかどうかです。

問題はVPNの偽物です。

フリーWiFi同様に、偽装したものが少なからず存在するという代物です。特に提供元不明で、無料配布されているVPNには警戒しておくべきでしょう。

 

VPNの導入でIPアドレスを守ろう

IPアドレスは他人に知られても大きなダメージはありませんが、やはり心情的に良いものではありません。そもそも、情報を抜き取られていることを心配するべきです。

フリーWiFiを安全に使う上で、もう一度必要な条件を確認しましょう。

フリーWiFiを安全に使うための条件
  • 信頼できるVPNを導入する
  • 提供元不明のフリーWiFiは避ける
  • 出来るだけ個人情報の入力を行わない

フリーWiFiは個人情報流出の恐れがある設備ですが、ちゃんと対策を練っておけば誰にでも気軽に利用できる便利なツールです。ただし、油断していると思わぬトラブルに巻き込まれる危険性があることを忘れてはいけません。

一番手軽な安全対策は、VPNの導入です。

VPNにもピンキリがあり、信頼性の高いものを選ぶ必要があります。

通常は携帯キャリアなど、企業で提供しているオプションサービスを利用するのが無難ですが、そうではない人はしっかりと口コミなどを確認して選びましょう。

今、日本国内で最も信頼性が高く、コスパ的にもすぐれて人気なのが、MillenVPNです。

MIllenVPNトップページヘッダー_20241101

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迷ったらとりあえずこれを入れとけ!というくらいすぐれているVPNなので、是非下記の記事をチェックしてみてください。

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