テレワークとは、時間と場所を問わない仕事を指し、在宅勤務という表現が使われています。
これは政府が行った働き方改革の一環として、だいぶ前から国内で推進されている新しい仕事の在り方です。
近年の新型コロナウイルスの影響もあり、自宅メインの仕事に取り組んでいる人も増えてきました。
引用元:時事ドットコムニュース
さて、このテレワークですが、緊急事態で準備も整わないまま始めることになったという人も多いのではないでしょうか?
普段から書類仕事などのデスクワークメインでも、環境が変わると思うように仕事がはかどらないという人も少なくありません。
最初にテレワークを始めるにあたり、まずは自分の今の環境を整理してみましょう。
自分の手元には何があるでしょうか?
「有り合わせのものだけでは不安」「テレワークをするにはアイテムが足りない」。
それでは快適なテレワーク環境とは言えません。
みなさんが読まれているこの記事の内容は、テレワークを快適にするためのおすすめグッズの紹介です。
ぜひ最後まで読んでみて、自分に足りないと感じているものを揃えてみてください。
今のテレワーク環境をより良いものにしてくれます。
今後も自宅や会社の外での仕事が増えてきた時にも、きっとこの記事の内容が役に立つでしょう。
快適なテレワーク環境に必須の4つのポイント
テレワークを快適に始めるためには、最低限抑えておきたい設備があります。
というよりも、これがなければ在宅勤務どころではないと言っても過言ではありません。
- 会社の人と社外で連絡を取り合う
- 必要な書類やデータをやり取りする
- コミュニケーションがスムーズに行える
- 自分や相手の仕事の管理
テレワークは社内での仕事ではありません。
何かわからないことや問題があった時、担当者と対面で話をすることができないのです。
離れていても必要な時に、すぐに対応できる環境が必要です。
ネット回線の環境に必須の3つの要素
離れた相手とすぐに連絡を取る方法と言われ、すぐに思いつくのがスマホでしょう。
確かにスマホは連絡手段として優れています。
しかし、仕事に使うアプリや情報量の多いデータのやり取りなど、スマホだけで済ませるには限界があります。
ネットでのやり取りには、「通信速度」「回線の安定」「セキュリティ」の3つは必須です。
そしてできるなら、「常時接続」であればなお良いでしょう。
- 光回線
- ホームWiFi
- モバイルルーター
セキュリティは文字通り大切な仕事や個人情報を守るために、絶対に必要な安全対策です。
なぜ必要なのかは次の項で詳しく説明します。
まずはネット回線の方から解説します。
国内で最高のネット回線を選ぶとすれば、通信速度、回線の安定、常時接続が揃った光回線は最強です。
固定回線を設置するなら1Gbps以上の光回線を選びましょう。
手軽さを選ぶのであれば、ホームWiFiもおすすめです。
回線の安定さや通信速度では光回線に劣りますが、価格が安くて工事が要らないのが魅力。
ネットの無い場所で仕事をするならモバイルルーターが便利です。
本体の大きさがポケットサイズで場所を取らず、持ち運ぶのにちょうど良いコンパクトさが特徴。
それぞれには長所もあれば短所もあり、どれが一番良いというのはその人のライフスタイルに合わせるのが重要です。
最適なインターネット環境の選び方に関しては、同じくインターネット比較の達人さんの記事がおすすめなのでご紹介しておきます。
例えば、あまりネットを使わない人や、引っ越しの多い人が自宅に回線を引き込む光回線を選ぶとします。
工事費用が高くつき、たまにしか使わないネットに高いお金を払うことになります。
引っ越しの際にも、電源があれば簡単に使えるホームWiFiの方が手軽です。
このように、「自分が普段からネットを使っている」「工事が必要か不要か」「費用をどれだけ出せるか」の3つを考えることが大切です。
3タイプのネットのデメリットと注意点を確認し、自分に合ったものを選びましょう。
- 光回線は工事が必要で費用が高い
- ホームWiFiは通信速度と安定性が中間(通信容量が必要なものも多い)
- モバイルルーターは通信速度と安定性が不安で通信容量が掛かる
仕事内容や個人情報を漏らさないセキュリティ対策
先述したセキュリティ対策ですが、ネットが普及した頃より情報漏洩は常に問題となっています。
個人情報やパソコン、スマホの中身、会社の機密など様々な情報が外部に漏れる恐れがあります。
企業の情報を扱うわけですから、機密厳守は当然です。
最近のサイバー犯罪は巧妙化しており、素人や初心者では対処しきれないケースが増えています。
そういった例外を除き、最低限の保証としてセキュリティソフトとVPNの導入は必須と言えるでしょう。
特にVPNはWi-Fiを頻繁に利用する今の時代は必須のアプリの一つといえるものなので、「初めてVPNという言葉を聞いた!」という方は、知っておくことをお勧めします。
下記の記事で詳しく解説しているので、一度読んでみてください。
セキュリティソフトは外部からのネットワーク侵入を防ぎ、ウイルス感染や情報漏洩を防ぐ監視カメラと壁の役割を果たします。
対してVPNは、ネット上に自分専用の通り道を使い、外から情報の覗き見を防いでくれる役割を果たしてくれます。
- ウイルスバスター
- カスペルスキー
- ノートン
- マカフィー
ノートPCなどに標準搭載されているセキュリティソフトなど、初心者でも簡単に扱えるものも数多く国内で配布されています。
無料期間などを設けているので、自分に合うセキュリティソフトを選ぶのが良いでしょう。
次にVPNですが、最近ではネット対策の一環として採用されている技術です。
企業のネットワークでも採用されており、信頼性と効果の高さが特徴。
主なVPNの特徴には、接続先を特定されず、通信情報の暗号化できるなどが挙げられます。
これによってネット接続不可の国への通信や動画の視聴などが可能になり、セキュリティ以外のスムーズなネットを利用できるメリットもあります。
VPNはセキュリティソフトに備え付けのものから、セキュリティ開発会社で提供されているものまで幅広く登場しています。
MillenVPNなど、 396円/月 (2年契約の場合)、最大10端末で使える高性能なサービスもあります。
MillenVPNは30日間返金保証(1か月プランを含む)も行っており、初心者にも入門としておすすめのVPNです。
迷ったらとりあえずこれを入れとけ!というくらいすぐれているVPNなので、是非下記の記事をチェックしてみてください。
下の記事で、MillenVPNの特徴について、より詳しく解説しています。
下の記事では、当サイトが厳選した最強VPNサービス3社を、徹底的に比較しています。
その中でも、MillenVPNを特に推奨する理由についても詳しくわかりますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。
フリーWiFiを使うときはセキュリティにご用心!
外でテレワークをする際、フリーWiFiの利用を考えている人も多いと思われます。
便利で気軽さが売りなフリーWiFiですが、セキュリティ面ではとても不安のあるインターネットです。
なぜなら、フリーWiFiはの多くが誰にでも使えるように解放されており、不特定多数がどのような目的で利用しているかわからないからです。
例えば、スマホのWiFi設定を見た際、鍵マークが付いているものとそうでないものがあります。
鍵付きはセキュリティで保護されていることを証明しています。
この鍵が付いていないものがフリーWiFiに多いのです。
セキュリティ対策が万全ではないネットを使うことは、個人情報を丸見えにした状態とほぼ同じことだと考えてください。
便利で多くの人が使っていることを見越して、個人情報を収集しようとする輩も少なくありません。
カフェなどでテレワークをする際、必ずフリーWiFiのセキュリティを確認しておきましょう。
また、鍵付きであっても安全が保証されているというわけではありません。
そのためにも、先述のセキュリティ対策を万全にしておく必要があるのです。
テレワークにおすすめグッズを5つ紹介
テレワークで必須の環境とは別に、仕事を快適にするためのおすすめグッズを紹介します。
会社と違ってプライベートな空間を利用するテレワークにおいて、仕事が捗るかどうかが重要になります。
「環境が異なると仕事がはかどらない」「もう少し楽な体勢で仕事をしたい」など、テレワークを続けるうちに色々な願望が出てくることでしょう。
そういった方々のために、必須ではないけれどあると便利なおすすめのグッズを紹介します。
「こういうのがあればいいな」など、自分に必要と思うものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
1. ヘッドセット
頭や耳にかけるマイクの付いたイヤホンです。
両手を自由な状態になるため、通話をしながら作業が行える便利グッズです。
USB対応ならスマホやパソコン、タブレットにも使えます。
高性能なものでなければ費用もお手軽なので、比較的手を出しやすいグッズです。
また、周囲の雑音やノイズが気になる場合、ノイズキャンセラー付きのものを選ぶと良いでしょう。
既製品のパソコンにはマイクが内蔵されているものもあります。そうでない場合は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
2. WEBカメラ
相手と顔を合わせた通話を必要とする際、自分の顔を映すためのカメラです。
小型のものは値段は安く、マイクが内蔵されているものもあります。
こちらも既製品のパソコンに内蔵されているケースがあり、その場合は購入は不要です。
相手に顔や周囲の映像を映したくないという人も多く、テレワークでは強制していないケースも見られます。
マイクのみでもOKの場合は、無理に購入する必要はありません。
3. デスク
パソコンを置く場所としてあれば便利なグッズです。
普通のテーブルでも構いませんが、卓上デスクなどがあれば座卓としても使えます。
もっとゆったりしたい場合、膝の上に置ける膝上テーブルなども良いでしょう。
スマホやメモ帳、ペンホルダーなどの小物を置くスペースとして活用できます。
4. クッション
テレワークの場合、自由に時間を使えることで無意識に長時間座りっぱなしということも少なくありません。
腰や背中への負担を減らす柔らかいクッションは最適です。
また、手首への負担も大きくなることから、リストレストなども活用しましょう。
自宅以外でも使える小物クッションも100均などで売られているため、気軽に購入できます。
持ち運びしやすい手ごろな大きさのものを用意しておくと良いでしょう。
5. のぞき見防止フィルター
情報漏洩はネットの不正アクセスやウイルス以外に、他者からののぞき見される恐れがあります。
特に外出時でのテレワーク中は、どこに人の目があるかわかりません。画面の反射を妨害し、背後や横からののぞき見を防ぎます。
製品の多くは、スマホやパソコンの画面に張り付けるタイプのもので、ガラスを傷つけない保護シートとしての機能性もあります。
健康予防にブルーライト対策をしている製品がおすすめです。