平素はmixhostをご利用いただきありがとうございます。
今回は、WEBコンサルティングをしていただきつつ、mixhostをご利用いただいている株式会社Smartaleck代表の河井大志さんにインタビューさせていただきました。
「アフィリエイターさんにもっと良いサーバー」を提供すべく、「アフィリエイターが求めるサーバー」みたいなことを聞いてみましたので、コラムとして掲載したいと思います。
(河井さんが弊社を褒めてくれたので、一部分で大々的に自社のことを褒めちぎる内容になっているかもしれませんが、ご了承ください)
河井大志さんの経歴
まず河井大志さんの簡単な経歴です。
22歳の大学卒業後に会社を設立されました。
会社設立後は、ネットショップ運営→アフィリエイトサイト運営→被リンク販売→SEOコンサルティング→SEO対策会社→アフィリエイター向けコミュニティ事業→企業へのWEBコンサルティングという形で仕事をされておりました。
現在は
アフィリエイター向けコミュニティの運営
企業へのWEBコンサルティングやマーケティングの運用
WEBメディア運営(アフィリエイト)
をメインでお仕事されています。
サーバー屋の印象ってどんな感じですか?
伊丹:サーバー屋ってどんな印象ですか?
河井さん:ん~、オタクですよね。僕らよりも一つ上のオタクですよね。だいたい伊丹さんが言っていること、僕ほとんど理解していないんですよ。笑
でも僕って、伊丹さんのお手伝いしてるじゃないですか?
だから『いかに分かりやすく、mixhostの良さを伝えるのか』っていうのはめちゃくちゃ苦労するんですよね。
伊丹さんが話すことが高度すぎます。
あと僕がすぐに「こういうサービス導入できない?」って聞くと
伊丹さんって「あぁ分かりました!ちょっと本社行ってきますね!」とか行ってアメリカとかに行くじゃないですか?
なんかそういうのすごいなって思うんですよね。笑
伊丹さんって英語しゃべれないんですよね?
伊丹:そうですね。喋れないです。
河井さん:よく海外のサービスをmixhostに導入してますけど、どうしてるんですか?
伊丹:言語はノリで通用するんで、問題ないかなと。
河井さん:ほらね。そういうところが一本ネジが外れてるっていうか、僕からしたら奇怪な人に見えるんですよ。笑
てか、海外のそういう会社とコネクションがあるからアポ取れるんですか?
伊丹:イヤ、全然知らないです。
大体は「御社に卓球台があるみたいなんで、卓球一緒にしましょう」
って連絡するとレスがあるんで、アポとって飛行機乗ります。
河井さん:ほらね。やっぱりそういうところなんですよ。
なんかそういうイメージですよ。サーバー屋さんって。笑
アフィリエイトにとってサーバーの位置づけって?
伊丹:アフィリエイトにとってサーバーの位置づけってどんな感じなんですか?
河井さん:まぁぶっちゃけて言うと、国内のサーバーなんて1つしか選択肢しかなかったでしょ?笑
X社です。やっぱりあそこしかなくて。
なのでレンタルサーバー借りる=X社だったんで、何の位置づけもなかったんじゃないですか?
そもそも選択肢がなかったので、何を考えるでもなく、何を比較するでもなく、逆にどうやって比較してもX社みたいな。
だから、位置づけってあまり意識したことなかったですよね。
アフィリエイターが求めるサーバーって?
伊丹:じゃあどういうサーバーを求めてるんですかね?
河井さん:すぐにサイトが表示される表示スピード、バズっても落ちない処理能力、安定してサイトが表示される安定性。
大半のアフィリエイターはこの3つだけだと思います。
逆にレベルが上がってくると、セキュリティの問題、外部からの攻撃の問題、アクセスの転送量とかが関係してきますけど、レベルが上がれば、それはその時に最適な契約内容があるじゃないですか?
さすがに月の収益が1000万あるのに、月1000円のレンタルサーバーです。っていないと思うんですね。
もしそうなら危機管理がなさすぎなので、伊丹さんに相談するべきですよね。笑
伊丹:なんで僕なんですか?
河井さん:いや、めっちゃサーバーのこと詳しいし、何でも解決してくれそうやし。笑
なんか伊丹さんと出会ってから思ってるんですけど、サーバーのことは伊丹さんにしか託したくないっていう印象が僕の中であるんですよね。笑
なんせ1つ質問したら10個くらい回答が返ってきて9個くらい理解できてないんですけど、「めっちゃサーバーのことが好きで、どうにかしよう!っていう精神がすごいんだろうな。」
って感じますもん。
僕って何か物を買う時に人を見て買うんですね。家買う時、服買う時、髪の毛切る時、保険を契約する時とか、基本的に「イイ人」で「なんかマニアックな人」というか「正直にこれはダメ、これはOK。」みたいに言ってくれて腹割って話してくれる人いるじゃないですか?そういう人から買ったり、契約したりして失敗したことが1回もないんです。
伊丹さんってサーバー屋の中でもそういう人だと思っているんですよね。
なんでmixhostって伸びたと思いますか?
伊丹:てか河井さんにお手伝いしてもらってから、200倍近くまで成長してるんですね。ありがとうございます。
河井さん:これは確かに僕のセンスですよね。笑
冗談です。笑
そもそも伊丹さんからmixhostの説明をされた時に、断ろうと思ってたんですよ。
もうX社が独占してる環境だし、選択の余地なんてなくない?と思ってたんですよ。
つまり「勝てない」と思ったんですよ。
というか「勝てない」というよりも、「よくない商品」のお手伝いしたくないんですよね。笑
なんかすみません。
でもスペックとか見てると、純粋に国内で一番のスペックだと思ったんですよね。しかも、他社がスペック上げてくると、利益度返しで、mixhostもスペック上げるじゃないですか?
で、これは本気やなと。
正直、「本気」で「一番いいもの」っていうのは「雰囲気感」さえ出せば、売れますよね。笑
伊丹:なんですか?その雰囲気感って?
河井さん:説明難しいんですけど、『えっ?サーバーってmixhostが一番イイに決まってるよね?知らないの?』っていう雰囲気を広める感じです。
例えば「新しいサーバーが出来ました!!mixhostです!めちゃくちゃいいです!!」とかアピールすると、なんか胡散臭くないですか?
なんか売り込まれてるような。
しかもそれでmixhostを知っても、「胡散臭い」っていうフィルターがかかってるので、正当に比較されないと思うんですよ。
それで「やっぱmixhostってダメじゃん」ってなるんですよね
でもすごくナチュラルに「mixhostしか選択肢なくない?知ってる人は知ってるけど・・・」っていう雰囲気を出せば、「えっ?おれ知らない?おれって遅れてる?」と思って他のサーバーと一生懸命比較するんですよね。
こうなれば「本当に一番の商品」なわけですから、比較してもmixhostが一番なわけでしょ?
じゃあ契約したり、他のサーバーから移転したりしますよね。
この流れって雪崩と一緒で、止められないんですよ。
もう世間ではmixhostが性能が一番いい!と思ってる雰囲気があるので、やっぱり流れてきますよね?
あとはサーバーが不安定な時期もあったので、それに漬け込むように他社のネガティブマーケティングもありましたけど、まぁ実際に今は安定性があるので、逆にそういう「つぶやき」とか「記事」の方がステマ感が出てしまいますよね。
こうなれば、あとは伊丹さんが今まで通り、他社に負けないようにサービス提供してもらえれば、伸び続けると思っています。
今後アフィリエイト業界をどうしていきたい?
伊丹:なんか褒めて頂いてありがとうございます。そういえばなんで河井さんって今後、どうしていきたい!みたいな夢あるんですか?
河井さん:よく聞かれるんですけど、基本的に、色々あるんで、何とも言えないです。
例えば「家族のジャンルなら、こういう車買おう!」とか「プライベートジャンルなら、筋トレでこれくらいの体になろう!」とか「御社との話なら、今年中に◯件行こう!」とか「他のクライアントなら、まずはサービスリリースできるところまで行こう!」とか。
あんまり「これ1つです!」って言えないですね。ジャンルごと、仕事ごとに目標があるんで。笑
伊丹:じゃあ例えば、アフィリエイトっていうジャンルとかだと?
河井さん:これは明確にありますね。ASPと広告主の権力を少し上げないとアフィリエイトっていう仕組み自体がなくなるので何とかします。あと「アフィリエイト」っていう言葉自体のイメージをよくしたいですね。自分が関わっている業界なので、子どもが大きくなった時に「アフィリエイトっていうカッコいいジャンルでパパは仕事してるんだ」って思われたいですよね。
まずASPと広告主さんは現状アフィリエイターさんの言いなりになってます。単価合戦で、ASPのマージンを削り、広告主はギリギリの広告費を支払う構図になっていて、広告主とASPともに苦しいです。
なのでこれを解消しないと広告主もASPも「アフィリエイトやめた」ってなりますよね。これは業界的にダメです。そもそもアフィリエイトっていう仕組みは『成果報酬型』のビジネスなので、広告主にとっては一番のマーケティング手法です。でも、その成果報酬が高すぎて、ついていけなくなれば、他のマーケティング手法に取られます。
アフィリエイトを成果報酬型のビジネスとして大きくとらえると、価格コム、@コスメ、Google、LINEなどもアフィリエイトです。
まずは無料で情報提供したり、サービス提供したりして、あとはユーザーがアクションした部分にクライアントに広告費として請求しますよね。
これはアフィリエイトと全く同じです。
そもそも新しいビジネスが色々立ち上がっていますが、成果報酬型が多いですよね。
なので、アフィリエイトという成果報酬型のマーケティング自体はとても素敵なものなので、そのマーケティング手法が残るような対策が必要です。
(飲みの席では構想を語ってくれましたが、オフレコということなので、割愛します。)
次に「アフィリエイト」っていう言葉自体のイメージです。
そもそも当初のアフィリエイトの仕組みを素早く導入したのって「アダルト業界」と「情報商材業界」なんですよね。
スタートがちょっとイメージ悪いですよね。
その後、アフィリエイトは簡単に始められることから「5分の作業で50万稼げます!」みたいな高額塾が販売されたり、
最近でもクローズアップ現代でWEB広告の闇みたいな感じでアフィリエイトが取り上げられたりしています。
今ではアフィリエイトの仕組みに多くの上場企業も参入してきて、かなりクリーンな世界ですが、一部のアフィリエイターや、広告主によって、イメージが汚れている現象です。
なんかウルトラマンべリアルっていう唯一悪者のウルトラマンがいるんですけど、べリアルだけを見た人が「ウルトラマンは敵だ!ダメだ!」って言っている雰囲気がすごいあります。
そのイメージをまずは払しょくしないといけないですよね。
そのためには「いいアフィリエイターだけが生き残ってもらう」しかないんですよ。
なので、僕が運営しているコミュニティでは、「人柄が良い人」「手法が良い人」「ユーザーのためになるようなメディアをしている人」が入ってきやすい雰囲気にして、それ以外の人は入ってきても居心地が悪いようにしています。笑
例えばアフィリエイト報酬自慢をめちゃくちゃする人、めちゃくちゃブラックな手法をしている人、他人を傷つける言動をする人を見つけたら、無料会員ならこっそりとメルマガが行かないように設定します。笑
そうすることで、いわゆる「なんか感じの悪い人」の居心地がどんどん悪くなります。
コミュニティって、「朱に交われば赤くなる」っていう理論がめちゃくちゃ当てはまるんですよ。なので51%良い人がいれば良い人がだんだん増えてきますし、その逆もあり得ます。
なので、コミュニティの参加者の品質はめちゃくちゃ保つようにしています。
あとは、うちでやるセミナーとかは下手なこと喋らないですし、おかしな人を講師に呼ばないんで、受けてもらえると伸びる人が多いんですよ。
あとはイイ人が多いので、情報交換が活発で、そういう情報交換の枠に入れると伸びる人多いんですよね。
であれば、良い人だけが伸びてもらいたい。って思っています。
そうすることで、良い人だけが伸びますし、ブラックな手法で収益上げている人は淘汰されるか、渋々良い手法に切り替える。みたいになれば嬉しいですよね。
最後に
河井さんありがとうございました。
河井さんに一番いいサーバーとして褒めて頂いたこと嬉しく思います。
この期待に応えるべく、これからも他社に負けないスペックを実装していきますので、今後ともmixhostをよろしくお願いいたします。