こんにちは!当コラム担当の高原です!専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。
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「自分で作ったホームページをみんなに見てもらおう!」
そんな風に思った時、まず最初にしなければならないことはレンタルサーバーの契約です。
しかし、できることならなるべく費用は掛けたくないと考える人は多いでしょう。
費用を掛けたくないので無料サーバーを使う方法もありますが、口コミなどを調べてみるとデメリットの方が多いように思えます。
例えば下記のようなこと。
- 余計な広告が表示される
- 接続が不安定
- サービスが突然なくなる可能性
- アカウントが削除される
その中でも最も大きなデメリットはアカウントの削除やサービスの停止です。
いくら無料で利用できるとは言え、いつ使えなくなるのかわからないようなサービスを利用するのはとっても不安。
次に考えられるのが格安レンタルサーバーです。
格安レンタルサーバーは当然ながら広告表示はありませんし、価格に関しても月額200円以下で利用できます。
中には月額100円以下で利用できるサービスもあるので、費用面では非常に魅力的。
しかし、もしもあなたが
- アフィリエイト
- ネットショップを開業する
などの営利目的での利用を考えている場合、格安レンタルサーバーをおすすめすることはできません。
というわけで、今回は格安レンタルサーバーの利用について取り上げてみましょう。
格安レンタルサーバーの利用はメリットも多いのですが、実は致命的なデメリットがあるのです。
その点を踏まえて、格安レンタルサーバーを利用する場合はどのような利用方法なら問題なく利用できるのかについて考えてみましょう。
格安レンタルサーバーのデメリット!
実は、格安レンタルサーバーにも大きなデメリットがあるので利用の際には注意が必要なのです。
では、格安レンタルサーバーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
格安レンタルサーバーは機能によって次のように分類することができます。
- 月額利用料金が100円~200円前後のサービス
- 月額利用料金500円以下のサービス
では、月額利用料金が100円~200円前後の格安レンタルサーバーと月額利用料金が500円についてそれぞれの特長を見ていきましょう。
月額利用料金が100円~200円前後の格安レンタルサーバーの特徴
月額利用料金が100円前後の格安レンタルサーバーの仕様について下の表にまとめました。
サービス | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|
初期費用 | 1500円 | 1029円 | 1500円 |
利用料金 | 100円 | 129円 | 129円 |
容量 | 10GB | 10GB | 10GB |
WordPress | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 |
マルチドメイン | 20個 | 20個 | 20個 |
転送量 | 40GB/日 | 40GB/日 | 無制限 |
サポート | メールのみ | 電話・メール | メールのみ |
独自SSL | 無料 | 無料 | 無料 |
キャンペーン期間中は初期費用無料の場合もありますが、格安レンタルサーバーということで、月額料金が格安な分初期費用が掛かるサービスが多いようです。
ですから、月額100円程度の場合でも初期費用を考慮すると1年目は月額200円となるので注意が必要です。
100円~200円前後の格安レンタルサーバーの仕様についてはサービス会社が違っても内容はほぼ同じ。
その中でも大きなデメリットとして考えられるのは次の2点です。
- WordPressが利用できない
- マルチドメインが20個
- 転送量の制限値が低い
では、それぞれについて見ていきましょう。
格安レンタルサーバーではWordPressが利用できない?
100円から200円で利用できる格安レンタルサーバーではWordPressが利用できないところが多く、その点は要注意です。
最近のホームページやブログはWordPressを利用しているものがほとんどです。
WordPressはブラウザ上で簡単に記事投稿や更新ができるのでとても便利。
しかし、格安レンタルサーバーではWordPressが利用できません。
一部、キャンペーン料金で月額利用料金が100円前後でWordPressも利用できるサービスがありますが、通常料金は月額500円前後となっていたので省略しました。
WordPressが利用できないということは、サイト作成にはホームページ作成ソフトなどが必要となります。
テキストエディタやワープロソフト(ワードなど)でもホームページを作成することも可能ですが、なかなか思ったようなデザインにはならないでしょう。
ですから、WordPressを利用せずに本格的なホームページを作成して公開しようとすると、有料のサイト作成ツールを利用する必要があります。
つまり、格安レンタルサーバーを使って見た目の良いホームページを作ろうと思ったら、別の部分(ソフトなど)での費用が発生する可能性があると覚えておきましょう。
・格安レンタルサーバーではWordPressが利用できないことが多い
・サイト作成にはホームページ作成ソフトなどが必要になる
格安レンタルサーバーでは独自ドメインが20個しか使えない!
上の表の中に「マルチドメイン」という項目がありますが、これはレンタルサーバー内で利用できる独自ドメインの数です。
つまり、格安レンタルサーバーでは独自ドメインが20個までしか使用できません。
もしかすると、あなたは独自ドメインが20個も利用できるのなら十分と考えるかもしれません。
確かに、あなたの趣味のサイトやたった一つのサイトを育てることを考えると、20個も利用できるのは不要なスペックと言えるでしょう。
しかし、例えばアフィリエイトなどの商用利用と考えた場合、手法によっては20個の独自ドメインでは全然足りないと感じるでしょう。
では、何個ならば問題無く利用できるのかと言うと、その答えはあなたの利用方法次第なので断定することはできません。
ですから、契約前に利用方法をよく考え、独自ドメインが20個以下でも問題無い場合でなければ格安レンタルサーバーを利用することをおすすめしません。
・独自ドメインの数に制限がある
・独自ドメインの数に問題無いか利用方法をよく考える
格安レンタルサーバーはPVが増えたら耐えられない?
上の表の中に「転送量」という項目がありますが、C社以外は40GB/日となっています。
これは1日あたりの転送量が40GBに制限されているという意味。
つまり、あなたの公開したサイトへの訪問者が増え、40GB以上の転送量となったら制限が掛かってしまいます。
つまり、あなたのサイトに訪問してもサイトが表示されなかったり、接続が不安定になったりするのです。
もし、商用利用をしていてあなたのサイトが表示されない状況になったら、大きな機会損失に繋がるでしょう。
つまり、本来得られるべき報酬が得られなくなってしまうということです。
通信が不安定になるということは、Googleの検索エンジンとしても好ましくないということになり、検索順位が下がることにも繋がるかもしれません。
つまり、負のスパイラル。
ですから、月額料金100円~200円前後の格安レンタルサーバーを商用利用するのはおすすめできません。
では、どのようなサイトなら良いのでしょうか。
・1日あたりの転送量に制限がある。
・制限がかかると通信が不安定になるため、商用利用するのはおすすめできない。
月額100円~200円の格安レンタルサーバーの利用はどんなサイトにおすすめ?
月額100円~200円の格安レンタルサーバーは商用利用するにはデメリットが大きいことがわかりました。
では、どのようなサイトなら利用できるでしょうか。
おすすめできるとすれば、
- アクセスの見込めない趣味のサイト
- ニッチな市場の商用サイト
- テキストがメインのサイト
といったところでしょう。
例えば、地域のスキークラブのホームページであったり、写真や動画の少ないサイトです。
やはり動画や写真はデータ量が多くなるので、アクセスが増えると転送量もかなり増えてしまいます。
あなたの利用目的が上記のような場合なら100円~200円の格安レンタルサーバーを利用しても問題無いのでおすすめと言えます。
では、もう少し月額料金の高い格安レンタルサーバーならどうでしょうか。
月額100円~200円の格安レンタルサーバーのおすすめの使い方は、
- アクセスの見込めない趣味のサイト
- ニッチな市場の商用サイト
- テキストがメインのサイト
月額利用料金500円以下の格安レンタルサーバーの特徴
月額利用料金が200円~500円の格安レンタルサーバーでは、WordPressが利用できる場合が増えてきました。
WordPressが利用できるサービスが利用できる場合、WordPressの簡単インストールも利用できます。
ですから、WordPressでのサイト作成が非常に簡単にでき、運営や記事更新もブラウザ上でできるのでとても便利。
ただし、WordPressサイトは動的サイトなので表示速度が遅いのが難点。
WordPressというのはプログラムを起動させ、データベースにアクセスしてデータを取り出す必要があります。
ですから、どうしても表示速度が遅くなるのですが、格安レンタルサーバーの場合はサーバー自体のスペックが低いために更に表示速度が遅くなる可能性があります。
表示速度はGoogleの検索結果に大きく影響するので、結果的に多くのアクセスを期待することができません。
あなたの作成するコンテンツによっては大きなアクセスを呼び込むことも可能ですが、その場合にもアクセスが増えると通信速度も遅くなる悪循環。
あなたは、今どき表示の遅いサイトをきちんと読みますか?
やはり離脱率が高くなってしまうということはすぐに理解できるでしょう。
ですから、多くのアクセスを期待してサイトを作る場合には、格安レンタルサーバーでのWordPress利用はおすすめできません。
つまり、前述の月額料金が100円~200円の格安レンタルサーバーと同じくホームページ作成ソフトを使ってサイト作成するのがおすすめです。
どうしてもWordPressを利用したい場合には、格安レンタルサーバーの利用は諦めた方が良いでしょう。
まとめ
今回、格安レンタルサーバーの利用時のの注意点などについて紹介しました。
結論としては、
- 格安レンタルサーバーではWordPressを使わない方が良い
- 月間アクセス数の少ない小規模サイトでの利用がおすすめ
ということです。
小規模サイトについては、月間アクセス数が2000以下が目安。1日に100PV以下というところではないでしょうか。
ですから、趣味のサイトなどにはおすすめですが、商用利用を考えると全くおすすめできません。
商用利用を考えるならば将来的なことを考えて、月額利用料金が1000円~というサービスの利用をおすすめします。
初回契約の場合は月額料金が968円で契約できます。
特に、36ヶ月契約のプランがお得です。
しかも、初期費用無料なのでとってもおすすめです。