こんにちは!当コラム担当の高原です!専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。
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Webサーバーと一口に言っても、色々な呼び方、色々な分類方法があります。
例えば、
- 外部サーバー
- 内部サーバー
であったり、あるいは
- 外部サーバー
- クラウドサーバー
という分類方法。
上記の外部サーバーと呼ばれるものは一般にレンタルサーバーと同義語で使用されることが多いようです。
クラウドサーバーに関してはレンタルサーバーの一種とも考えられ、一般のレンタルサーバーとは別として扱われます。
しかし、外部サーバーも内部サーバーもクラウドサーバーも、同じような用途で使用できるはず。では、それぞれどのように違うのでしょう。
そこで今日は、「外部サーバー」「内部サーバー」「クラウドサーバー」のそれぞれの特徴や違い、メリットやデメリットについて紹介させて頂きたいと思います。
外部サーバーと内部サーバー!こんなにも違いがあった!
まずは外部サーバと内部サーバの違いは何かから考えてみましょう。
一般的な言葉の解釈として、外部と内部の間には境界が存在し、その境界の内側が内部、境界の外側が外部ということになります。では、サーバーにおける境界線とは何でしょうか。
そこで、サーバーの必要な環境を考えてみると、あなたの家庭や職場になります。
ですから、
- 家庭や職場の中にあるサーバーが内部サーバー。
逆に、
- 家庭や職場の外にあるサーバーが外部サーバー
です。
もちろん、屋外にサーバー庫がある場合も、社内の内部サーバーであるという考えになります。
この場合の外部サーバーはレンタルサーバーになり、内部サーバーは自宅サーバーと呼ばれるものを指します。
自宅サーバーは、インターネットやゲームを利用する時に自宅のパソコンをサーバーとして使用したり、新たにサーバーを構築する必要があります。
では、外部サーバーと内部サーバーのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
外部サーバーのメリットとデメリット
外部サーバーのメリットとデメリットについて考えてみましょう。まずはメリットから。
外部サーバーの5つのメリット!初心者にも安心!
外部サーバーを利用するメリットは非常に多いと思います。
その中でも大きなメリットは次の5点です。
- 初期費用が安い
- 月額料金が解りやすい
- 専門的な知識不要
- メンテナンスフリー
- セキュリティ機能も万全
外部サーバーを利用する場合の費用面に関してはピンからキリまであるので一概には言えません。
初期投資という部分では非常に安価なのは間違いありません。
個人事業レベルで利用するなら、初期費用は3千円までというところでしょう。もちろん、初期費用無料のサーバー業者も多いです。
そして、月々に掛かる利用料に関しても月額固定なので非常に解りやすく、初心者でも利用しやすいような安価なプランも多数あります。
また、外部サーバーを利用するにあたり、特別専門的な知識は必要ありません。
ですから、メンテナンスやトラブルが発生した時もサーバー業者側での対応となるので、初心者でも安心して利用できます。
もちろんセキュリティに関する部分も万全の体制となっていますので、データが破損した場合などもバックアップによって復元することも可能です。
ただし、バックアップに関しては外部サーバーの仕様によってオプション扱いとなる場合もあります。
では、続いて外部サーバーのデメリットについて考えてみましょう。
外部サーバーのメリット
・初期費用が安い
・月額料金が解りやすい
・専門的な知識不要
・メンテナンスフリー
・セキュリティ機能も万全
外部サーバー!3つのデメリット
外部サーバーには多くのメリットがありましたが、もちろんデメリットも存在します。
主なデメリットとしては次の3点。
- 安価な外部サーバーは性能が低い
- 共用サーバーは外部の影響を受け易い
- 拡張性が低い
前述しましたが、外部サーバーの利用料金は安いものなら100円前後となっています。
しかし、安い外部サーバーはサーバー自体の性能が低く、動作速度も遅い可能性があります。
また、そのような場合は1台のサーバーを多くのユーザーが利用しているということもあり、他の人の利用状況によって影響を受ける可能性が高いのも大きなデメリット。
場合によってはSEO的にブラックリスト入りという可能性も考えられます。
更に、外部サーバーの場合は拡張性が非常に低いという点もデメリットでしょう。
例えば、利用している内に容量が足りなくなったとしてもストレージを簡単に増やすことはできません。
また、ソフト的な部分に関しても基本的に自分で変更ができません。
では、内部サーバーはどうでしょうか。
外部サーバーのデメリット
・安価な外部サーバーは性能が低い
・共用サーバーは外部の影響を受け易い
・拡張性が低い
内部サーバーのメリットとデメリット
内部サーバーのメリットとデメリットについて考えてみましょう。まずはメリットから。
内部サーバーのメリット
内部サーバーの主なメリットは次の2点です。
- サーバーの知識が身に着く
- レンタルサーバー代が不要
もっとも大きなメリットはサーバーの知識が身に着くという点。
まず、サーバーを立ち上げようという時点でハード面の知識やOSの知識などが必要になります。
更に、内部サーバーを日々運用していくにあたり、運営や管理、セキュリティ面での専門的な知識が必要不可欠です。
ですから、内部サーバーを利用するにはある程度の勉強が必要かもしれませんが、トラブルなどに対処することでどんどん知識は深まることでしょう。
そして、その知識はあなたの財産となります。
外部サーバーを利用する場合は専門的な知識が不要なので、なかなか実践的な知識を身に着けることは難しいでしょう。
その点、内部サーバーを利用する場合は知識が無ければ何もできないので自然と身に着くことになります。
また、外部サーバーを借りると月額利用料が必要ですが、サーバーを購入してしまうことでその費用は必要がなくなります。
もちろん、サーバー自体や周辺機器などの初期費用は必要ですが、長く利用し続けることができれば、結果的に安くなるでしょう。
その点に関しては費用面でのメリットがあると言えます。では、デメリットについてはどうでしょうか。
内部サーバーのメリット
・サーバーの知識が身に着く
・レンタルサーバー代が不要
内部サーバーのデメリット
内部サーバーの主なデメリットは次の4点です。
- レンタルサーバーの知識が無ければ使えない
- 自分でトラブル対応しなければならない
- サーバー設置場所が必要
- 24時間稼働の為に電気代が掛かる
最も大きなデメリットが知識的な部分です。
先程の話に繋がりますが、内部サーバーを利用するには、外部サーバーとは違ってサーバーに関する専門的な知識が必要です。
ですから、勉強する余力が無ければ内部サーバーの運用はできないでしょう。
また、トラブル発生時の対応についても自分で行わなければならないのも大きなデメリットです。
ハード面では、サーバーは意外と大きく設置場所の確保ができない場合には設置すら難しいでしょう。
更にサーバーとしては24時間稼働が必須なので電気料金がかさみます。その点では外部サーバーの方が有利と言えるでしょう。
では、次に外部サーバーとクラウドサーバーの違いについて見ていきましょう。
内部サーバーのデメリット
・レンタルサーバーの知識が無ければ使えない
・自分でトラブル対応しなければならない
・サーバー設置場所が必要
・24時間稼働の為に電気代が掛かる
外部サーバーとクラウドサーバー!仕組みはこんなに違う
外部サーバーは前述した通り、一般的にはレンタルサーバーを指します。
そして、クラウドサーバーもレンタルサーバーの一つですが、性質が特殊なのでレンタルサーバーとは別のものとして扱われています。
では、クラウドサーバーとは何のことでしょうか。
クラウドサーバーを直訳すると、雲のようなサーバーということになります。
つまり、実体がどこにあるのかわからないサーバーなのです。
もちろん、物理サーバーはどこかに設置してありますが、ユーザー側は全く気にする必要がありません。
クラウドサーバーは次の3つの機能に分類することができます。
- IaaS
- PaaS
- SaaS
SaaS(Software as a Service)は
Dropboxに代表されるように違うパソコンでファイルを共有するのが得意。
また、経理事務やグループウェアなどにも利用することができます。
一方、PaaS(Platform as a Service)は
アプリケーション開発には最適のサービス。
アプリケーション開発などを行う時には、ユーザーがアプリケーションの準備をする必要があります。
IaaS(Infrastructure as a Service)は
Amazon EC2に代表されるクラウドサービス。
クラウドサーバーをWebサーバーとして利用する場合はIaaSを利用することになります。
インターネット経由での利用に限定されるので、どこに居ても利用できるのですが、回線などのインフラが整っていることが重要です。
では、クラウドサーバーのメリットとデメリットについて外部サーバーと比較しながら見ていきましょう。
クラウドサーバーの3つのメリット!
クラウドサーバーの主なメリットとしては次の3つです。
- コストを安く抑えることも可能
- 拡張性が高い
- どこにいてもコンテンツやファイルの共有が可能
まず、コストについては使い方によってはメリットがあります。
クラウドサーバーの場合はAmazon EC2に代表されるように、月額費用が従量制となっていることが多く、アクセスが少ない場合にはコストを抑えることができます。
外部サーバーの場合は月額料金が固定となっているので、アクセス数が多くても少なくても同じ金額。
つまり、ある程度のアクセスが無いと損した気分になるかもしれません。
その点はクラウドサーバーの方にメリットが感じられるでしょう。
また、拡張性という部分に関しても、外部サーバーでは不可能な部分です。大きなメリットと言えるでしょう。
そして、クラウドサーバーの特長として、オンライン環境ならどこからでもファイルの共有が可能な点もかなり魅力的ではないでしょうか。
外部サーバーでも可能ですが、簡単に共有できるという点ではクラウドサーバーの方が圧倒的有利です。
では、デメリットについても見ていきましょう。
クラウドサーバーのメリット
・コストを安く抑えることも可能
・拡張性が高い
・どこにいてもコンテンツやファイルの共有が可能
クラウドサーバー2つのデメリット
クラウドサーバーの主なデメリットは次の2点。
- 従量制で料金が割高となる可能性がある
- オプションが多過ぎてわかり辛い
- ある程度の専門知識が必要
前述しましたが、クラウドサーバーの利用料金は従量制となっている為、アクセス数が増えるに従い、料金がかさむ可能性もあります。
固定費ではないということで、予算を考えるという点では外部サーバーのような固定費の方が有利でしょう。
また、拡張性という部分にも含まれますが、オプションの種類が非常に多く、ある程度の専門知識がなければ利用する敷居が高いこともあります。
その点、初心者でも簡単に利用できるのは外部サーバーでしょう。特に難しい知識は無くても、ネットの情報だけで十分利用できます。
クラウドサーバーのデメリット
・従量制で料金が割高となる可能性がある
・オプションが多過ぎてわかり辛い
・ある程度の専門知識が必要
まとめ
今回は外部サーバーについて取り上げてみました。
外部サーバーは家庭や会社という境界線をもって内部サーバーと区別されます。
また、外部サーバーの中の一つですが、クラウドサーバーとも別物として扱われることが多いので、この記事では3種類の違いやメリット・デメリットについて検討してみました。
- 外部サーバー
- 内部サーバー
- クラウドサーバー
結論としては、初心者が利用するのに最適なのは外部サーバーということになります。
それは、費用的な部分の問題も大きいのですが、それ以上に知識に関する部分が大きなデメリットとなるからです。
サーバーに関して勉強をして、自分でシステムを構築したいという場合には別ですが、そうでなければ外部サーバーを利用するのが良いでしょう。
サーバーの失敗しない選び方についてはコチラの記事で解説しているので、必ず確認してから選んで下さいね。
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