この記事では、「中国で日本のSNSが使えない理由」と「SNSが使えるようになるVPN接続という方法」についてお伝えします。
最後まで目を通して頂けたら、たった5分で設定が完了し、日本で普段から使っているSNSを、滞在先の中国でも使えるようになります。
はじめに結論ですが、VPNサービスというものを使うことで、中国でも日本のSNSを使えるようになります。
ただし注意点として、どのVPNサービスでも中国で使えるわけではなく、限られた1部のVPNサービスを使う必要があります。
この記事では、「MIllenVPN」というサービスを利用する場合の、設定手順を紹介しています。
MIllenVPNは、他のVPNサービスと比べても、「中国で使える日本国内サービスの数」「通信速度」「料金」の3つの面で優れているので、最もおすすめしています。
今、日本人が利用できるVPNの中でもトップの品質がありながら、唯一の日本国産VPNで安全性も高いことも特徴です。
下の記事で、「中国でも使える、他の会社のVPNサービス」と徹底的に比較をしています。
他社と比べたMillenVPNが優れていること、さらに設定手順まで分かるので、こちらも参考にしてみてくださいね。
細かい情報はいらないから、手っ取り早く、SNSを使える方法を教えてくれ!という方は、記事後半の「中国で日本のSNSを使えるようになる手順」まで飛ばしてご覧ください。
※手順通り進めれば、中国から日本のSNSに接続できるようになります。
中国では日本のSNSをなぜ使えないのか
まずはそもそも、なぜ中国では日本のSNSを使えないのか、その理由についてお伝えします。
それは、中国政府が、国外の主要なSNSサービスへの通信を規制しているからです。
具体的には、グレイト・ファイアーウォールというネット検閲システムを中国全土に導入しています。
それにより、中国から国外の主要なSNSへの通信ができないようになっています。
ですので、下記のSNSサービスは全て、中国で利用することができません。
【中国で使えないSNSサービス】
- LINE
- YouTube
- インスタグラム
LINEで日本の友達・家族と連絡が取ることもできないし、YouTubeの動画を楽しむこともできません。
「Twitter」「Facebook」「インスタグラム」で、日本の友達と交流をすることもできなくなります。
では、なぜ国外のSNSを規制しているかというと、中国政府としては、国内のSNSサービスを守り、成長させていきたいからです。
日本で普段使っている有名なSNSの代わりのサービスが、中国国内にも存在します。
- LINEの代わり→ wechat
- Twitterの代わり→ weibo
- Youtubeの代わり→ BiliBili
- Facebookの代わり→ 人人網(レンレンワン)
- インスタグラムの代わり→ Oasis
こちらの国内SNSサービスの成長を守るために、中国政府は国外のSNSに通信規制を行っています。
ですので、日本で普段使っているSNSを、中国からは使えないという状況になっています。
記事後半では、当サイト推奨の「MillenVPN」を利用した、「中国で日本のSNSを使えるようになる手順」をお伝えしています。
中国で日本のSNSを使うベストな方法は「VPN接続」
VPN接続という方法を使えば、中国からでも、日本で普段利用しているSNSが使えるようになります。
現状、中国から日本のSNSを利用するには、この方法がベストです。
下の記事では、VPN接続の仕組み・VPN接続でできること、について解説しています。詳しく知りたい方はこちらもぜひ読んでみてくださいね。
中国でも日本のSNSを使うならVPN接続をしよう
記事の冒頭で、「VPNを利用すれば、中国でも日本のSNSを使える」とお伝えしました
ただ、注意点が1つあります。
それは、「中国では限られた1部のVPNサービスしか利用できない」ということです。
とりあえず、無料や安いVPNを利用しまって、中国からSNSが使えないと失敗する方も多いです。
ここでは、具体的に中国ではどんなVPNが利用できないのかを説明します。
中国では、ほぼ全ての無料VPNが利用できない
できるなら無料でVPNを利用したいと考える方が多いですが、残念ながらほぼ全て利用できません。
なぜかというと、2017年6月に、中国国内で「サイバーセキュリティ法」が施行されたからです。
「中国政府機関に認可を受けたVPNサービス以外は規制をおこなう」という旨が発表されています。
その方針のもと、中国政府が、2017年10月くらいから、無料VPNへの規制をおこなっています。
また当サイトとしては、無料VPNはセキュリティでも不安が大きいので、推奨していないという側面もあります。
VPNサービスの運営にはもちろん費用がかかります。それなのに、無料で提供しているということは、何か理由があるはずです。
実際に、利用者のスマホやパソコンの乗っ取りや、個人情報の抜き取りを狙った、危険な運営者がまぎれています。
中国では無料VPNはそもそも利用できませんが、他の国からVPNを利用する場合にも、無料VPNはおすすめしていません。
下の記事では、無料VPNの危険性やリスクについて、さらに具体的に解説しています。
気になる方は、ぜひこちらも読んでみてくださいね。
有料のVPNでも利用できないサービスが増えている
中国では、2018年ごろから、有料のVPNに対しても規制を強めています。
2024年現在、新型コロナやロシアウクライナ問題などの影響もあり、さらにVPNへの規制は強まっていっています。
ですので、中国で利用できるVPNサービスは、「限られた1部の有料VPN」となっているわけです。
記事後半では、当サイト推奨の「MillenVPN」を利用した、「中国で日本のSNSを使えるようになる手順」をお伝えしています。
有料VPNの中でもMillenVPNを推奨する理由
中国で日本のSNSを利用するには、「一部の有料VPNだけが接続できる」ということをお伝えしてきました。
そんな、中国で使える一部のVPNサービスの中でも、当サイトではMillenVPNを推奨しています。
MIllenVPNは、他のVPNサービスと比べても、「中国から見れる日本国内サービスの数」「通信速度」「料金」の3つの面で優れているので、最もおすすめしています。
今、日本人が利用できるVPNの中でもトップの品質がありながら、唯一の日本国産VPNで安全性も高いことも特徴です。
下の記事で、「中国でも使える、他の会社のVPNサービス」と徹底的に比較をしています。
他社と比べたMillenVPNが優れていること、さらに設定手順まで分かるので、こちらも参考にしてみてくださいね。
中国で日本のSNSを使えるようになる手順
ここからは「実際にMillenVPNを利用して、中国から日本のSNSを使う方法」を説明します。
手順通りに進めれば、中国でも主要なSNSを使えるようになるので、ぜひやってみてください。
- MillenVPNの契約(※中国渡航前におこなう)
- MillenVPN Nativeの設定をする(※中国渡航前におこなう)
- VPN接続をして、日本のSNSサービスにアクセスする
以上、この3ステップです。
「①契約」と「②端末側へのVPNの設定」は、中国に渡航する前に日本で事前におこなうことをおすすめします。
MillenVPNのサイトへも、中国からにアクセスできなくなる可能性があるからです。
スマホ、ノートパソコン、タブレットなど、使用する端末は全て設定を済ませておくようにしましょう。
2024年12月現在、中国での接続を確認できていますが、国際情勢等により、接続できなくなる可能性がありますことを、ご了承ください。
MillenVPNには「30日間返金保証制度」がありますので、一度お試しいただくことをおすすめしています。
手順1:MillenVPNの契約
まずはMillenVPNの購入を行う必要があります。
最初に、下記のページより、MillenVPNの契約を行いましょう。
契約については特に複雑な手順はありません。
下記の画像の流れで行えば完了します。
プランの選び方をまとめると、30日プランの1,738円1,298円(税込)でも考えられないくらいの安さなので、どれを選んでもOKですが、圧倒的にお得な1年か2年プランを利用するのがベストです。
ワンタイムプランは、2年プランや1年プランと比べると、かなり料金が割高になってしまいますので注意してください。
手順2:MillenVPN Nativeの設定をする
MillenVPNには、
- 専用アプリをインストールして利用できるMillenVPN
- 専用アプリなしで利用できるMillenVPN Native
の2種類があり、両方とも利用することができます。
ただし中国でVPNを利用する場合には、「MillenVPN Native」を使う必要があります。
専用アプリを使う「通常のMillenVPN」では、中国から接続することができないので注意してください)
【2022年10月3日追記】
2022年10月2日より中国政府のVPN規制が強まっており、MillenVPN Nativeでも、中国からの接続ができないケースが増えています。
IKEv2、PPTP、L2TP、OpenVPNの通信プロトコルが規制されており、MillenVPN Nativeを含め、多くのVPNが使えなくなっている状況です。
そんな中国政府の規制に対し、MillenVPN Nativeでは、接続できるよう迅速な対応をしています。
中国から接続する方は、通常のMillenVPN Nativeではなく、「MillenVPN Native OpenConnect」で設定をしてください。
OpenConnectの通信プロトコルは、今まで中国で規制されたことがないといわれている方式なので、現状中国向けVPNだと最強クラスです。
こちらは、「Windows, macOS, iOS, Androidで利用可能」です。
MillenVPN Native OpenConnectの設定方法(端末別)について、下記の記事で詳しく解説しています。
【3分で完了】MIllenVPN Nativeの設定手順!端末別にわかりやすく解説します
こちらの手順に沿って、中国で利用する端末全てに、「MillenVPN Native OpenConnect」の設定をおこないましょう。
ここまでできたら、利用する全ての端末で、中国からVPNに接続できるようになっています。
手順3:VPN接続をして、日本のSNSにアクセスする
ここからは、渡航先の中国で「MillenVPN Native」に接続し、日本のSNSサービスを使うまでの手順を解説します。
⬇︎実際に中国(上海)からアクセスしています⬇︎
VPN接続をオフにした状態では、中国(上海)からは、日本のSNSにアクセスはできません。
⬇︎VPNなしでInstagramにアクセスできない画面⬇︎
⬇︎VPNなしでFacebookにアクセスできない画面⬇︎
⬇︎VPNなしでLINEにアクセスできない画面⬇︎
ここで、日本で事前に設定しておいた「VPN接続」をONにします。
(※この記事では、Windowsの場合を解説します)
先ほどの「MillenVPNの設定手順(端末別)」の記事で、VPNの接続手順についても解説しています。
他の端末を使う場合に、VPNの接続をONにする手順がわからない方は、こちらをもう一度ご確認ください。
画面右下のアイコンをクリックし、「VPN」をクリックしてください。
VPNの設定画面になったら、「Connect」をクリックしてください。
「Connected」と表示されたら、VPN接続が開始します。
「MillenVPN Native」に接続できたら、日本のSNSサービスにアクセスできるようになっています。
⬇︎VPN接続でInstagramにアクセスできている様子⬇︎
⬇︎VPN接続でFacebookにアクセスできている様子⬇︎
⬇︎VPN接続でLINEにアクセスできている様子⬇︎
以上で設定完了です。
設定お疲れ様でした!
以上が「VPNを利用して、中国から日本のSNSサービスを使う手順」になります。
今後も、定期的に使えるかをチェックしていきますので、皆さんも定期的にこの記事で最新情報を取得してみてください^^