こんにちは!当コラム担当の高原です!専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。
Twitter(@Koshiro_Taka)でも役立つ情報をつぶやきますので、よかったらぜひフォローしてくださいね^^
レンタルサーバーは運営会社がすごく多くどこが良いのか分かりにくいので、テキトーに選んでいるという方も多いのですが…
サーバーは、サイトの品質・収益に大きな影響をあたえます。
サイト運営に少しでも関わるのであれば、
本当に正しいレンタルサーバーの選び方を学んでおかないと、
高い確率で金銭的な損失がでます。
でもサイト運営に慣れている方でも、
サーバーの選ぶ際のポイントをキチンと解説できる人は少ないんですよね。
ネット上にも公式サイトの比較ばかりで、本当に見るべきポイントを解説している記事はほぼ無いです。
この記事では、初心者でもわかる、
- サーバー選びで見るべきポイント
- 利用するプラン
の選び方、選定の基準を徹底解説します!
この記事を最後まで読んで、サーバーの選び方をマスターしてください。
レンタルサーバーの種類を知ろう!選び方を学ぶ前準備!
レンタルサーバーの選び方を理解するため、
レンタルサーバーの種類
を理解しておきましょう。
このサーバーの種類によって、スペックや利用料金が違います。
サーバーには大きく4種類がある
レンタルサーバーは大きく分けると次の4種類。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS(仮想専用サーバー)
- クラウドサーバー
同じサーバーと言っても、用途も中身も料金も全く違います。
では、それぞれについて特長などを詳しく見ていきましょう。
”共用サーバー”は最もコスパが良い
共用サーバーの最大のメリットは料金の安さでしょう。
共用サーバーのは、他の3つのサーバーと比べても、最も料金が安いです。
一般的にレンタルサーバーといえば、こちらの共用サーバーを指すことが多いです。
最安値は月額100円以下というところもあり、とても手軽に利用できます。
しかし、あまりに料金が安いレンタルサーバーは、
動作が不安定になりやすい
という大きなデメリットがあります。
安いサーバーは、たくさんのユーザーが共用で使っている。
なので動作が不安定であることが多い。
他の利用者が通信回線を独占してしまうような状況になると、
あなたのサイトが表示されなくなる可能性
も考えられます。
”料金”と”共用している人数”のバランスを考慮すると、
1000円〜3000円の共用サーバーが、
最も安全性が高く、かつ金額を抑えられる
ベストな価格帯と考えて良いでしょう。
上記のメリット・デメリットを踏まえると…
数百円の格安の共用サーバーのがおすすめなのは、
【格安の共用サーバーのおすすめユーザー】
- 小規模な個人ブログ
- 小規模の店舗サイト
- 小規模の企業サイト
となります。
接続が不安定になっても比較的損害額が少ない場合には、格安系の共用サーバーでも問題がありません。
【1,000円〜3,000円帯のサーバーのおすすめユーザー】
- アフィリエイト
- 大型のブログ、
- アクセスが多いECサイト
など
上記のように、
ビジネス目的でサイト運営をやるのであれば、
1000円〜3000円の価格帯の共用サーバーを選びましょう。
格安の共有サーバーのデメリットは、動作が不安定になりやすい
→個人ブログ、小規模の店舗サイト・企業サイトの利用に向いている
ビジネス用途なら、1,000円〜3,000円の共用サーバーがベスト
”専用サーバー”は他人サイトの影響を受けない
共用サーバーとは全く逆の特長となるのが、専用サーバーです。
専用サーバーは、1台のサーバーを1人が占有して利用するので、
他人のサイトの影響を受けることはありません。
そして、更に専用で利用できるのでサーバーの自由度と拡張性が高くなります。
ただし、最大のデメリットは利用料金。
共用サーバーと違ってかなり料金は高くなります。
ですから、専用サーバーに向いているのは、以下のような場合。
- 大規模の店舗サイト
- 大規模の企業サイト
専用サーバーのメリットは他の利用者からの影響を受けない、自由度と拡張性が高いこと
デメリットは、利用料金が高くなる
大規模店舗、企業サイト向けのサーバー
では、続いてVPSについて見ていきましょう。
”VPS”は、共用サーバーと専用サーバーの間
VPSとは、「Virtual Private Server」の略。つまり、仮想的に専用サーバーを作っています。
仮想的なので、実際は共用サーバーと同じように、
1つのサーバーを他のユーザーと共同で
利用しています。
レンタルサーバーの位置付けとしては、共用サーバーと専用サーバーの間となります。
メリットとしては以下の通り。
- サーバーのスペックが高い
- 他のユーザーの影響を受けにくい
デメリットとしては、
- サーバーのカスタマイズスキルが必要
- なので、初心者はトラブルが起きる可能性が高い
という点です。
VPSの利用におすすめできるのは、サーバー知識があり、カスタマイズができる方です。
VPSのメリットは、スペックが高く、他のユーザーの影響を受けにくい点
デメリットは、カスタマイズができるエンジニアレベルの知識が必要な点
共有サーバーのスペックで支障のある場合などにおすすめ
では、最後にクラウドサーバーについて見ていきましょう。
”クラウドサーバー”はちょっと複雑…上級者向け!
クラウドサーバーはネットワーク上にあり、どこからでもアクセス可能なクラウドサービスの一つです。
クラウドサーバーは仮想サーバーなので、簡単に拡張できる特長があります。
代表的なのがAmazonが提供するAWS。
サーバーの仕様については細かく設定できます。
しかし、月額料金に関しては固定料金ではなく、データ量によって変動する(従量課金)ので非常に複雑。
ですから、
データ通信量が増えるとサーバー代が高くなる
という仕組みが多いので、個人レベルで利用するのは難しいでしょう。
クラウドサーバーは、仕様について細かく設定できる
従量課金が多く、利用料金が高くなる可能性もある
では、サーバーの種類と特長がわかったところで、実際にレンタルサーバーの選び方としてはどのようなポイントに注意するべきなのか見ていきましょう。
レンタルサーバーを選ぶ際に着目すべき5つのポイント
では、実際にレンタルサーバーの選び方について注意するポイントを見ていきましょう。
主に着目するポイントとしては次の5つ。
【レンタルサーバー選びのポイント】
- サイトの規模に合ったサーバーか
- マシンのスペックは十分か
- 転送量は十分か
- 表示速度は遅くないか
- サポート体制は問題無いか
では、具体的に見ていきましょう。
サイトの規模に合ったサーバーになっているか?
まず大前提になるのが、
サイトの規模にあったサーバーなのか
という点です。
具体的には、
サイトのデータ容量を十分カバーできるか
を確認しましょう。
今、レンタルサーバーをお使いであれば、
管理画面でサイトのデータ容量を確認することができます。
ちなみに、mixhostの場合では下記です。
画像を入れている数などによりますが、
- 一般的なブロガーさん
- アフィリエイターさん
- その他、一般的なサイト運営者さん
といった一般ユーザーさんでは、
10GB〜50GB(ギガバイト)程度使っていれば、かなり多い方といえます。
(ここでは個人〜中小企業の運営サイトくらいの規模を一般ユーザーとしています)
なので、
この範囲内のディスク容量があるかどうかを、
サーバー選びの最初の基準にしましょう。
弊社mixhostでは、1番料金の安いスタンダートプラン(36ヶ月契約で月額968円)で、ディスク容量300GBです。
マシンのスペックは適切か?
マシンのスペックは高ければ高いほど良いものでもありません。
やはりマシンのスペックが高いことはそれだけコストも掛かります。
ですから、あなたの使用する用途に合ったマシンスペックであり、コストとスペックのバランスが取れたものが良いでしょう。
レンタルサーバーはパソコンとは少し違いますが、基本的な部分は概ね同じ。
具体的にPCU、メモリ、ディスク容量と言った部分について選び方を検討してみましょう。
ディスク容量に関しては、前述しましたのでここでは
- CPUの選び方
- メモリの選び方
という部分に触れていきたいと思います。
レンタルサーバーのCPUの選び方!
レンタルサーバーの仕様を確認すると、CPUに関して記載のないレンタルサーバーもありますが、以下のような表示があります。
- Intel Xeon
- Pentium M
- Core 2 Quad
- Xeon Quad
メーカーやCPUの種類によって性能は違いますが、同じであれば処理速度が速い
- クロック周波数
- コア数
の数値が大きな方を選びましょう。
しかし、処理速度はCPU性能だけではなく、
メモリ容量にも依存します
ので、メモリ容量についても見ていきましょう。
レンタルサーバーのメモリの選び方!
パソコンと同じで、マシンの処理速度はメモリ容量にも大きく依存します。
メモリ容量が小さければ同時に処理を行うことができず、一つ一つの処理に時間が掛かることになります。
- これからサイトを立ち上げる
- まだ始めたばかりのサイト
であれば、メモリ4GBくらいで足ります。
- 月に数万以上アクセスが出てきた
- 収益がでている
というサイトであれば、16GBくらいのメモリをお勧めします。
サイトの表示の安定性に大きく影響するので、
メモリ容量の選び方について少しこだわってみましょう。
弊社mixhostでは、1番料金の安いスタンダートプラン(36ヶ月契約で月額968円)で、ディスク容量8GBです。
サイトを始めるという方には、十分な容量です!
CPUは、クロック周波数・コア数の数値が大きな方を選ぶ
マシンの処理速度はメモリ容量にも大きく依存している
では、続いてマシンの性能ではなく、レンタルサーバー側の転送量制限に関して見ていきましょう。
レンタルサーバーは転送量も含めて選ぼう!
レンタルサーバーは転送量無制限を謳っている場合もありますが、制限が決められている場合がほとんど。
ですから、レンタルサーバーの選び方としては転送量の多いものが好ましいでしょう。
転送量とは、Webデータの閲覧だけではなく、FTPによるデータ転送やメールの送受信も含まれます。
では、何故転送量を気にする必要があるのでしょうか。
実は、あなたのサーバーへのアクセス数が多くなり、転送量が制限を超えた場合503エラーなどが発生することになります。
すると、訪問者の閲覧を制限する必要があり、
接続できない状態が発生
します。
せっかく訪問したのにサイトが表示されないと、ページを離脱することになり、SEOの点でもかなり不利になります。
特に問題が発生し易いのが格安系(600円以下)の共用サーバーです。
特に、よくありがちなのが、
転送量基準が1日単位になっていて、バズった瞬間制限される
というケースです。
弊社mixhostでは、転送量を全プラン容量無制限で運用しています。
なので突発的なバズった際も、上記のようなリスクがありません。
共用サーバーは非常にリーズナブルというメリットがあります。
しかし、安さゆえにアクセス障害が発生しやすいとも言えます。
共用サーバーを利用する場合には、どれくらいの転送量を想定しているのかを検討する必要があります。
下記を目安として頭に入れておきましょう。
【一般的なウェブサイトでの転送量の目安】
1ページ2MB(メガバイト)が目安
↓
つまり1PVで転送量2MBを消費する
↓
もし月10,000PVのサイトだったら、
転送量20,000MB(=20GB)以上のサーバー
が必要になる!
バズに対応できるよう、
- 転送量が多い
- 月単位の制限で運用している
サーバーが好ましい
では、表示速度に関してはどうでしょうか。
レンタルサーバーの選び方!表示速度はなるべく速く!
SEOにおいて、サイトの表示速度が加味されることが、Googleによって明言されています。
前述した503エラーと同様に、表示速度はユーザーの離脱率に直結するからです。
表示速度に関しては様々な要因がありますが、その中でもレンタルサーバー側に原因があることも少なくありません。
ですから、レンタルサーバーの選び方の指標の一つとして、表示速度にも着目する必要があるのです。
例えば、
- レンタルサーバー周りのネットワーク回線が貧弱
- CPUやメモリといった部分の問題
が考えられます。
特にサーバー周りのネットワーク回線の速度は重要。
ただし、ネットワーク回線速度は公表されていない場合も多いです。
なので、レンタルサーバーを選ぶ場合には口コミなどを確認することも必要となります。
回線速度を公表しているレンタルサーバーは複数ありますが、
mixhostの最大10Gbpsは、
同価格帯のサーバー中では最もハイスペック
です。
最低でも、最大1Gbps以上の回線速度は欲しいところです。
【コラム:その通信容量…本当にサーバー自体のもの?】
サーバー会社のサービスサイトには、
バックボーン容量を記載している
ところがあります。
バックボーンはそのサーバーが繋がっているプロバイダの外部への接続回線の総容量。
つまり各サーバーが快適かどうかとは、
全く関係ありません。
家庭用のネット回線で例えると…
あなたの家に引いている回線は最大100Mbps
なのに、
プロバイダ本体の最大速度「数Tbps」を表記しているようなイメージ
です。
mixhostのが表記している「最大10Gbps」は、各サーバーの接続回線の容量の話ですので、直接ユーザーの方に使っていただける容量となっています。
サーバー選びの際は、この数値を間違えないよう気を付けてくださいね!
サイトの表示速度はユーザーの離脱率に直結する
表示速度はなるべく速いサーバーが好ましい
レンタルサーバーはサポート体制を重視せよ!
レンタルサーバーを利用していると、トラブルが発生することもしばしばあります。
特に、緊急で対処したい場合にはレンタルサーバーのサポート体制が重要。
一般にレンタルサーバー会社では、下記のようなサポート体制を取っているところが多くなっています。
- メール対応のみ
- 電話対応
- 24時間トラブルサポート
- チャット受け付け
- バックアップ復旧
しかし、レンタルサーバー会社毎に若干の違いがあります。
特に困ったときの対応として、24時間トラブルサポートの体制が整っているとよりありがたいでしょう。
レンタルサーバーのサポート体制にも違いがあり、24時間トラブルサポートがあるとよりありがたい
まとめ
今日は、レンタルサーバーの選び方について検討してみました。
レンタルサーバー選びで失敗すると、後々に大変なことになります。ですから、後悔しないように選ぶ必要があるでしょう。
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
レンタルサーバーの種類としては下記の4種類があります。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS(仮想専用サーバー)
- クラウドサーバー
それぞれの特長を踏まえた上で、更に下記の項目についてもできる限り検討していきましょう。
- サイトの規模に合ったサーバーか
- マシンのスペック
- 転送量は十分か
- 表示速度は遅くないか
- サポート体制は問題無いか
レンタルサーバーの月額料金が安いからと言って、そのレンタルサーバーが悪いとは言えません。
あなたの利用する用途によって最適なレンタルサーバーであれば全く問題がないのです。
単純にスペックだけ、月額料金だけでレンタルサーバーを選ぶのでは、
実はコスパが悪いサーバー
を選ぶ可能性があります。
なので上記ポイントを、総合的に判断をすることをおすすめします。
よくわからない場合は、
無料お試し期間をフル活用
して、問題が起きないか確認してみましょう。
【レンタルサーバーならmixhostがオススメ!】
mixhostは同価格帯で最もハイスペックで、自身をもってご紹介できる高品質サーバーです。
低料金で安定・高速通信が可能な秘密をぜひ確認してみて下さい!