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MySQLとは?【サイト運営者必読!】表示速度が違う静的・動的サイトの違い

MySOLとは
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こんにちは!当コラム担当の高原です!
専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。

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皆さんが知っているWEBサイト、実はこれ、

  • 静的WEBサイト
  • 動的WEBサイト

の二種類があるんです。

読んで字の如く、静的WEBサイトは動きのないサイト

動的WEBサイトは例えばアクセスカウンターであったり、リアルタイムに情報が更新される動きのあるサイトです。

WordPressも動的サイトです。

動的サイトは使い方次第で、表示速度が遅くなってしまいます。

ユーザビリティーの低下やSEOへの悪影響もあります。

ここ数年、目まぐるしいインターネットの普及により静的WEBサイトはほぼ淘汰されています。

皆さんが普段何気なく見ているサイトも動的WEBサイトが主流になってきました。

今回はこの動的WEBサイトにも多く使われているMySQLについてご説明します。

サイト運営者なら、絶対に知っておいた方が良い重要な内容なので、ぜひ一読ください!

MySQLについて

まず、MySQLの基本についてご説明していきます。

データベースとは

MySQLの説明の前に、データベースを簡単に理解する必要があります。

データベースとは、特定のデータを蓄積してそれらを使いやすい形に整理した情報の塊を指します。

コンピューターの世界ではこれをまとめて「データベース」と呼んでいますが、電話帳や住民票など紙に書いた資料も立派なデータベースです。

また、コンピューター上でデータベースを管理するシステムを「DBMSDataBase Management System)」と呼び、これらのシステムで扱うデータ群をデータベースと呼ぶ場合もあります。

データベースとは
特定のデータを蓄積し使いやすい形に整理した情報の塊
コンピューター上でデータベースを管理するシステムを「DBMS(DataBase Management System)」と呼ぶ

MySQLとは

MySQLとは一体何でしょう?

簡単に言うとデータベース言語の中で最も普及している言語のひとつである「SQL」を使ったDBMSのこと。

DBMSとは?

DBMSとは、データベース管理システム(データベースかんりシステム、database management system)のことを指す。コンピュータのデータベースを構築するために必要となるデータベース運用・管理のためのシステムおよびそのソフトウェアのことで、データベースマネジメントシステムとも呼ばれている。

参考:日立ソリューションズ「IT用語辞典」:https://it-words.jp/w/DBMS.html

DBMSは今や世界中の多くの企業で使用されています。

データを扱うのに必要となるシステムにはいくつかありますが、中でもMySQLは世界中で最も手軽に利用されているDBMSなのです。

DBMSを使っているサービス

  • ブログ
  • インスタグラム
  • Twitter
  • Facebook

などなど…

DBMSを使ったサイトは多く存在しますが、このDBMSを使うことで多くの情報を一瞬で引き出し表示させることが可能となります。

また更新作業やビッグデータの追加や削除などもDBMSを使用することによってより安全にそして迅速に行うことができるのです。

そのDBMSの中でも特に利用されているものが、MySQLです。

DB-Enginesという専門サイトの調査によると、MySQLは世界で2位の人気を誇ります。

※1位は世界的に有名なOracle

DB-Engines:https://db-engines.com/en/ranking

近年ではインスタグラムやYouTube、Twitterなど、

  • 更新頻度の高く
  • 情報量の多い

大規模なサイトが増えてきました。

静的サイトでこれらを運営するとなると、ちょっとした更新だけでも全てのページを見直す必要がでてきます

無駄に時間を浪費するばかりでなく、ミスなども増えてきます。(膨大な人員が必要になります)

そこで活躍するのがCMS(Contents Management System)という管理システムです。

このCMSの中枢を担うのがMySQLをはじめとしたDBMSです。

MySQLとは…
MySQLは世界中で最も手軽に利用されるDBMS
DBMSを使うことで情報を一瞬で表示させることが可能になった

MySQLの歴史

もともとはミカエル・モンティ・ウィデニウスというフィンランド出身の個人が開発。

これだけ普及したシステムを個人が開発しているなんて凄いですよね。

【MySQLの歴史】

1995年に初公開されましたが、この時はまだオープンソースではなく、クローズオープンという形式での公開でした。

翌年にバージョン3.11.1が公開された際にもモンティ氏が所属する企業がライセンスを保持。

オープンソースという形態ではなく独自のライセンスで提供(単体での配布は無償、製品とバンドルする場合のみ有償)だったようです。

2000年初頭にサンマイクロシステムズ(日本ではJavaで一躍有名企業となった)が買収したおり、オープンソースとデュアルライセンス形式に変更されました。

この後すぐにオラクル社によってサンマイクロシステムズが買収されてしまいます。

現在では商標権並びに著作権もオラクル社に移管されています。

MySQLの5つ特徴

MySQLが多くの人に利用されている理由はいくつかあります。

その中でも特に重要な5つの特徴をご紹介しましょう。

1.無料で使える

MySQLは商標権、著作権ともにオラクル社の所有となっています。

デュアルライセンスによって基本的に無料(非商用利用に限る)で利用できますので運用コストがかかりません。

2.柔軟性が高い

MySQLは様々な環境下での動作テストを行っているので、LinuxやMac,Windowsなど種類を問わず動作が可能です。

3.拡張性が高い

オリジナルの機能を追加することもできます。

これにより、世界中の有志により様々な機能が公開されています。

それらをインストールすれば自由なカスタマイズも可能です。

4.高性能

MySQLには独自のストレージエンジン(マルチストレージエンジン)が採用されています。

ストレージエンジンとは、データベースの作成や更新並びに削除などを行うための中枢機能のこと。

MySQLはデータの保存とアクセスを行うストレージエンジンをSQLパーサー(SQL文の解析を行う機能)と分離し独立させる仕組みを使っています。

よって、アプリケーションに合わせてストレージエンジンの種類を選択することが可能

またMySQLにデフォルトで使用されているInnoDBは、MySQL本体やOSのクラッシュからの復旧をサポートしており、バックアップやリカバリーなど24時間稼働を実現させるための様々な機能があります。

蓄積データの容量が大きければ大きいほど何等かの要因で破損する可能性が高くなってきます。

MySQLではこれらの機能を使うことで、破損した場合などにも即座に対応することが可能です。

5.セキュリティ性が高い

SSH(Secure Shell)」や「SSL(Secure Sockets Layer)」と呼ばれる暗号化技術にも幅広く対応しています。

ですから、データ送信時にその情報を読み取られる心配がありません。

これ以外にもデータを暗号化する機能も用意されています。

MySQLの5つの特徴

  1. 無料で使える
  2. 柔軟性が高い
  3. 拡張性が高い
  4. 高性能
  5. セキュリティ性が高い

MySQLでできること

MySQLはリレーショナルデータベース(RDBMS)です。

リレーショナルデータベースの「リレーション」とは、行と列から構成されるテーブル同士を設定関連付けることを指します。

この関連付けによって、簡潔な作業で複数の関連付けられたテーブルから必要な情報を引き出すことができます。

【例えば…】

一方のテーブルの更新を行うと同時にそれに関連する別のテーブルの更新も自動で行ってくれる…など

またデフォルトで使用されているストレージエンジン(InnoDB)は、トランザクション管理にも対応しているため、複数のユーザー間で同一のデータを更新しても矛盾が生じません。

データの整合性などを確保するための定義やデータベース、テーブルなどは全てユーザインターフェイスで管理できます。

これにより、真っ黒な画面(プロンプト)にSQL文を直接打ち込まなくても容易に変更が可能です。

これらの機能はORACLEやMicrosoft SQLでも提供されている機能ですが、一番の違いはオープンライセンスで提供されているということ。

通常、ライセンスには数十万円~高いものでは数千万円というものもあり、これらのDBMSを個人利用を考えるユーザーが利用することはありません。

ですが、MySQLはその全てを無料という形で提供していることから世界中で気軽に利用され、一気にシェアを拡大しました。

MySQLでできること
MySQLはオープンライセンスで提供されDBMSを全て無料で個人利用できる

まとめ

いかがでしたでしょうか?

MicrosoftのAccessやORACLE社のOracle、日本ではトップシェアを誇るPostgreSQLなど様々なDBMSがありますが、どのDBMSにもそれぞれ特徴があります。

ただ、敷居の低さと手軽な学習コストを考えるならMySQL一択です。

MySQLは世界中でWEB用データベースの地位を確立していますので、マニュアルや運用方法などの説明をしているサイトも豊富でテスト環境で動作確認をする際にも他のソフトと相性を気にする必要がありません。

これからWEBサイトを作成する方や、一から勉強される方などは動的WEBサイトには欠かせないデータベースの学習として、まずはMySQLをお勧めします。

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ABOUT ME
高原弘史朗|ブログ・アフィリ歴8年
フォロワーさんにブログ運営のコツを伝授します|専業アフィリエイター7年目|(株)PEEP代表【経歴】大学4回留年▶︎居酒屋バイト▶︎アフィリ開始▶︎1年間ゼロ▶︎2年目に100万▶︎法人化▶︎月1,000万達成▶︎現在500万くらいウロウロ●全日本SEO協会認定コンサルタント●上級ウェブ解析士●福岡で妻子とイヌの4人暮らし