こんにちは!当コラム担当の高原です!専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。
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WordPressのエディタ画面と言えば、
- ビジュアルエディタ
- テキストエディタ
の2種類という認識でしたが、現在は初期状態で「Gutenberg」という名のブロックエディタのみとなっています。
これは2018年12月6日にWordPressアップデートされた時の最も大きな変更でした。
バージョンが5.0になったことで今まで慣れ親しんでいたエディタが利用できなくなるということで、未だに古いバージョンのWordPressを利用している人も少なくありません。
しかし、世の中の流れはGutenbergのようなブロックエディタなのです。
これは、WordPress以外のホームページ作成サービスを見れば明白と言えるでしょう。
実は、WixやJimdoなどのほとんどのホームページ作成サービスではブロックエディタを採用しています。
では、WordPressの新しいエディタである「Gutenberg」とは何なのでしょうか。
実は、これはビジュアルエディタの一種。つまり、最終的な仕上がりを確認しながら編集できるという便利なエディタなのです。
初めてWordPressを使用する時に現在のエディタだったのなら慣れるのは簡単。
しかし、長い間今までのエディタを使用していた人にとっては非常に使い辛いと感じるはずです。
そこで、今回は「Gutenberg」の基本的な使い方を紹介しますが、それでもやっぱり拒否反応を示すという方向けに今までのエディタに戻す方法も紹介したいとと思います。
WordPress新エディタ「Gutenberg」の使い方
WordPressの新エディタ「Gutenberg」は慣れてしまえばそれ程難しいものではありません。
むしろ、初心者にとってはこちらのエディタの方が使いやすいのではないかと考えます。
では、どのような点が使いやすいのでしょうか。実際に新しいエディタを使う時にも役立つので、基本的な概念を知っておきましょう。
前述したように、「Gutenberg」はブロックエディタです。
ブロックエディタというのは、様々なコンテンツを「ブロック」単位で挿入することで記事を構築するエディタのことです。
例えば下のようなブロック構成。
- 見出しブロック
- 段落ブロック
- 画像ブロック
- 段落ブロック
つまり、それぞれのブロックを作成し、そのブロックを積み上げていくことで記事を作成するという方法です。
では、それを踏まえてWordPressの新エディタを使ってみましょう。
WordPressの新エディタ!まずはブロックの追加から!
新規投稿をすると、下の画像のようにいきなり「タイトル」と大きく表示されるので、促されるままにタイトルを入れていましょう。この辺りは特に問題ないでしょう。
この状態ではタイトルのみの記事となってしまいますので、続いてブロックを追加していきましょう。タイトルを入力したら、次にタイトルの入力枠の下に「+」のボタンがあるので、押してみてください。
すると、ブロック内に追加できる内容がメニューとして表示されます。
タイトルの下には段落ブロック(P)を追加し、記事の序文を書いてみましょう。
ブロックの左上のボタンを押すと、ブロックの内容を変更することもできます。
段落ブロックを作ったけど、ここは見出しにしたかったとか、画像を挿入するのを忘れたという場合にはブロックの内容を変更しましょう。
また、挿入したブロックの上や下にブロックを追加したい場合や挿入したブロックを削除したいという場合もあると思います。
その場合にはそのブロックの右上のボタン(詳細設定)を押すと下図のようなメニューが表示されるので目的に合ったボタンを選択します。
実は、画像の挿入も非常に簡単です。
画像の挿入に関しては先程から紹介しているように画像用のブロックを追加するという方法が基本です。
しかし、ブロックの右下付近にあるボタンを押せば、簡単に画像が挿入できるという便利機能もあります。しかも、画像だけではなく、ギャラリーも挿入可能。
このように、WordPressの新エディタは最初良くわからないかもしれませんが、一度編集してみると凄く簡単なことがわかって頂けると思います。
今までビジュアルエディタを使用していた方はもちろん、テキストエディタを使用していた方もこちらのエディタの方が便利に思うのではないでしょうか。
しかし、WordPressの今までのエディタに慣れ親しんだ方にとって、Gutenbergの初期状態ではどうしても使いこなせない点があります。それは装飾です。
新エディタの使い方は難しくない。
ブロックの追加は「+」のボタンを押す。
詳細設定はブロックの右上のボタンを押す。
WordPressの新エディタで装飾を強化する方法
実は、Gutenbergの初期状態では文字装飾をはじめとする様々な装飾が表現できません。
実際は工夫次第でできるのですが、非常に手間が掛かってしまいます。
そこで、おすすめしたいのが装飾を補助する「Snow Monkey Blocks」というプラグインです。
早速インストールして使ってみましょう。プラグインのインストールが完了したら、「有効」にして実際に記事を書いてみます。
記事内に新しいブロックを挿入する時、下図のようにブロックのメニューが追加されています。
追加されているのは以下の2項目です。
- Snow Monkey Blocks[共通ブロック]
- Snow Monkey Blocks[セクションブロク]
それぞれの内容を見ると、「Pro」という表示があります。
こちらのブロックを使用する場合には有料となりますので、使い勝手が良いと感じた場合には有料での使用をおすすめします。
今回は共通ブロックの中から「吹き出し」を使ってみました。下の画像のように、非常に簡単に吹き出しが作成できるので非常に便利です。
他にもボックスやボタンなどの色々なブロックがあるので、WordPressエディタの初期状態では物足りないと感じている場合には利用してみてください。
また、Snow Monkey Blocks以外では、「Elementor」などのページビルダープラグインもおすすめです。
ページビルダープラグインの使い方はブロックエディタと同じですが、プロが作ったテンプレートがそのまま利用できるというのがポイントです。
最初から綺麗なレイアウトの記事やLPなどを作りたい場合にはとてもおすすめのプラグインですので、ぜひ利用してみてください。
しかし、ここまで便利に使えるとわかったWordPressのブロックエディタですが、どうしても以前のエディタから抜け出せないという場合には以前のエディタのままで使用することをおすすめします。
WordPressの新エディタで装飾を強化するには「Snow Monkey Blocks」プラグインを使用する
次の章でその方法について紹介しましょう。
WordPressのエディタを以前のものに戻す方法
WordPressはどんどんバージョンアップが進んでいます。しかも、バージョンアップをしないと脆弱性という部分で非常に危険。
巷ではWordPress乗っ取り被害なども耳にするようになってきました。
ですから、WordPressのシステムはバージョンアップしたいけれども新しいエディタは使いたくない場合もあるでしょう。
そんな時に便利なのが「Classic Editor」というプラグインです。
「Classic Editor」プラグインでWordPressのエディタを戻す
では、早速「Classic Editor」をインストールしてみましょう。
Classic EditorはWordPressの公式プラグインなので新規プラグインを追加するときに検索すれば下図のように表示されます。
そのままインストールをして有効化してください。以上で設定完了です。
以前のWordPressのエディタがそのまま使用できるようになりました。
Gutenbergで作成した投稿記事についても、問題なく編集することが可能です。ただし、その場合はテキストエディタではなくビジュアルエディタを使用することをおすすめします。
その理由は、Gutenbergで作成した記事には色々なコードが含まれているので、テキストエディタで編集する場合は文章が非常に見づらいからです。
WordPressをバージョンアップしたいが新しいエディタは使いたくない場合は「Classic Editor」プラグインで前のエディタが使用できる
まとめ
今回はWordPressの新しいエディタについて取り上げてみました。
WordPressのバージョンが5.0になってから1年以上が経過していますが、未だにバージョンを4.xで使用しているWordPressユーザーも多いようです。
そして、WordPressのバージョンを上げられない原因の一つが新しいエディタの「Gutenberg」。
今まで使用していたエディタとは全く違う使い方なので、最初に使い始めた人達からの「非常に使い辛い」という口コミによって身構えてしまっている人も多いのではないかと考えます。
しかし、実際に使用してみるとそれ程難しくはありません。むしろ、初心者でも簡単に取り組めるように改良されたと言っても過言ではありません。
現に、以前までのビジュアルエディタ以上に初心者にも優しく、見た目もそのままで編集ができる点については評価に値します。
では、ここでもう一度、WordPressの新しいエディタ「Gutenberg」の使い方についておさらいしておきましょう。
Gutenberugはブロックエディタと言われ、様々なコンテンツをブロックとして取り扱い、そのブロックを積み上げていくようにして記事を作成する方法を取っています。
ブロックの主な内容としては、以下のようなものがあります。
- 見出し
- 段落
- 画像
- 表
- ショートコード
- リスト
- 引用
- ギャラリー
- 埋め込み(Twitter・Facebook・YouTubeなど)
また、ブロック毎にカラム数を変更することも可能なので、レイアウトも簡単に変更できる点も高評価。
ただし、Gutenbergの初期状態では装飾という点で物足りなさを感じることになるでしょう。その場合は、「Snow Monkey Blocks」などのプラグインを利用するのがおすすめです。
また、ページビルダープラグインの「Elementor」などを利用するのも良いでしょう。「Elementor」もブロックエディタの一つですが、テンプレートが豊富なので最初からプロっぽい記事を作成することも簡単にできます。
しかし、どうしても以前まで使用していたエディタを使用したいという場合には、「Classic Editor」というWordPressプラグインを使用してください。
WordPressの記事投稿はコンテンツを作成するのが目的です。決してエディタの使い方を学ぶ為ではありません。
エディタの使い方がわからずに時間を費やすようなら、迷わずにClassic Editorをインストールして内容の濃い記事を作りましょう。