こんにちは!当コラム担当の高原です!専業アフィリエイター歴8年で、WEBメディア運営会社を経営しています。
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WordPressで作成したあなたのサイト、思ったようにアクセスが来ないなんてことはないでしょうか。
以前はWordPressはSEOに強いと言われていました。
また、WordPressのテーマを変更することで、検索順位が向上したなどという話も聞いたことがあるかもしれません。
しかし、今や多くのサイトがWordPressで作られ、基本的な対策が施されているWordPressテーマを使用しているので、それだけで有利にはなりません。
実は、WordPressの基本的な設定を行うことによって、SEOを強化する方法があります。
そこで、今回はWordPressのSEOを強化する7つの方法について紹介しましょう。
これからWordPressを始めたい方は、下記の記事で解説しています。
最も速く、簡単にWordPressを準備出来る方法ですので、ぜひご参照ください!
WordPressのSEOを強化する7つの内部施策!
WordPressのSEOを強化するには、色々な施策があります。その中には外部リンクなど、自分ではどうすることもできない施策もあるので、それ以外の施策についてまとめました。
あなたのWordPressサイトで今すぐできるSEOを強化する方法は次の7つです。
- パーマリンクの設定・パン屑リストを意識する
- タイトル・見出しにキーワードを含ませる
- 記事同士を内部リンクでつなぐ
- キャッシュ系プラグインを利用する
- Googleにサイトマップ送信をする
- スマートフォンで見やすいことを意識する
- 低品質評価のリスクを回避する
では、それぞれについて具体的に見ていきましょう。
WordPressのパーマリンクとパン屑リストでSEO強化!
パーマリンクは、「permanent link」の略で、直訳すると「固定されたリンク」というような意味合いです。
簡単に言うと、その記事のURLアドレスのことを指します。
WordPressの場合、記事毎にパーマリンクを設定することができるようになっています。当然、一度書いた記事のパーマリンクも後から修正・変更することが可能。
しかし、パーマリンクの意味の通り、WordPressの各記事URLは固定されているべきなので、記事が検索エンジンに認識されてから変更すると、変更前のアドレスに記事が無くなってしまうことになります。
また、内部リンク・外部リンクのリンク先の記事も行方不明となってしまいますので、SEOとしては大きなマイナスポイント。
パーマリンクの設定方法については次の6種類があります。
- 基本
- 日付と投稿名
- 月と投稿名
- 数字ベース
- 投稿名
- カスタム構造
初期状態では「基本」の設定となっており、記事の番号がそのまま割り振られることになります。
しかし、SEOを意識する上では意味のない英数字の羅列ではなく、記事を表す言葉にしておくことをおすすめします。
ですから、パーマリンクの設定で「投稿名」または「カスタム構造」を選択するのが良いでしょう。ただし、URLを日本語で設定すると長くなってしまうので、英語表現がおすすめです。
次にパン屑リストについて。パン屑リストとは、現在閲覧しているページがWordPressのサイト内でどの位置にあるのか構造がわかるものです。
検索エンジンはパン屑リストを見てサイトの構造を確認しているので、SEOを強化する上でも大変重要です。
パン屑リストは使用するWordPressテーマによっては最初から準備されているものが多いのですが、中には無いものもあります。ですから、必ずその点は確認してテーマを選択してください。
パーマリンクの設定・パン屑リストを意識する
記事タイトルと見出しもSEOを意識しよう!
WordPressのSEOを強化する上で、記事タイトルや見出しにキーワードを意識することが重要です。
少し前までは、記事タイトルにはキーワードを左側に寄せるようにという共通認識となっていました。現在も、概ねそのような認識で間違いありません。
ただし、近年の検索エンジンは優秀になってきているので、狙ったキーワードそのものが入っていない記事でも検索上位に表示されるようになってきました。
つまり、検索エンジンはタイトルや見出し内に含まれるキーワードだけでなく、コンテンツとして重要なキーワードを抜き出しているイメージです。
また、キーワードの類義語や共起語なども含めてコンテンツの内容を評価しています。
とは言え、やはり基本はキーワードを意識した記事タイトル、見出しにすることです。しっかり意識して記事作成に取り組んでください。
タイトル・見出しにキーワードを含ませる
記事同士を内部リンクで!SEO内部対策の王道!
SEOを強化する上で重要なのが滞在時間と直帰率。
ですから、まずは最初の記事をしっかり読まれること。そして、その記事内で解決できないことやより詳しいことを関連記事として紹介し、WordPress内の回遊率を上げることが必要となります。
その為に必要となるのが内部リンクです。
記事同士を内部リンクで繋ぎ、お互いを補完し合うような記事構成であれば、あなたのWordPressサイトで問題が全て解決することになります。
記事同士を内部リンクでつなぐ
WordPressはキャッシュ系プラグインで速度対策を!
WordPressの弱点は表示速度です。
WordPressはプログラムを起動し、データベースを読み込むことで記事を表示することが可能になります。ですから、そのようなプログラムを使用していないサイトと比較すると、どうしても速度的には不利。
SEOを考慮する上で、サイトの表示速度は非常に重要なファクターとなるので、表示速度が遅いのは致命傷です。
そんな時に有効なのがキャッシュ系プラグイン。
おすすめは「WP Super Cache」というプラグインです。もし、あなたのサイトの表示が遅いと感じた時には是非対策を行ってください。
キャッシュ系プラグインを利用する
Googleにサイトマップ送信!まずは記事を認識させよう!
WordPressで記事を作成しても、検索エンジンになかなか認識されない場合が少なくありません。
Googleの検索エンジンに確実に認識させるには、GoogleのSearch Console(サーチコンソール)というツールに登録する必要があります。
そして、Search Consoleにサイト情報を伝えるには、サイトマップを送信しなければなりません。
しかし、WordPressにはサイトマップを作成する機能が無いので、プラグインを使用してサイトマップを作成する必要があります。
おすすめは「Google XML Sitemaps」プラグインです。特に設定は必要なく、WordPressにインストールして有効化するだけなので、サイト立ち上げ時に設定しておくことをおすすめします。
Google Search Consoleに登録しサイトマップを送信する
WordPressサイトがスマートフォンでも見やすく!
近年、Webサイトの閲覧はパソコンよりもスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からのアクセスの方が多くなっています。
それを受けて、検索エンジン側もモバイル端末での表示を重要視するようになってきました。
ですから、あなたのWordPressサイトのSEOを強化する上ではスマートフォンでの表示を意識した方が良いでしょう。
ほとんどの場合、記事はパソコンを使用して作成されるので、表示確認もパソコンだけで行うことが多いかもしれません。
しかし、ここでひと手間加えてスマートフォンでの実機確認を行うことをおすすめします。
思っていた表示と違っていることもありますので、注意が必要です。
スマートフォンでの見やすさ意識する
SEOでは低品質評価の記事は隠した方が良い!
数年前にGoogleのアップデートで「Pandaアップデート」と言われるものがありました。
内容としては、低品質なサイトと良質なサイトの白黒をパンダのようにはっきりさせようというものです。
つまり、低品質なサイトは検索時の掲載順位が低くなります。この時の低品質なサイトというのは、簡単に言うとサイト全体の各記事に点数を付けて、その総合点で評価するイメージです。
ですから、良質な記事があっても低品質な記事が沢山ある場合、サイト全体としての評価は低くなる可能性があるということ。
そうならない為にも、「noindex」と「canonical」の設定を上手に使いこなすことで、低品質評価の記事や重複している内容の記事を検索エンジンから見えないように隠してしまいましょう。
「noindex」と「canonical」の使い分けは以下の通りです。
- noindex
ページのインデックスをしない(オリジナリティが低く低品質評価の記事) - canonical
他にインデックスすべき正規のURLがある(重複コンテンツ)場合
「noindex」と「canonical」の設定は「All in One SEO Pack」プラグインを使用することで、記事毎に設定ができるようになります。
「All in One SEO Pack」は他にもSEOを強化する上で色々な使い道があるので、是非インストールしておきましょう。
低品質評価のリスクを回避する
まとめ
WordPressを立ち上げ、頑張って書いた記事が検索エンジンから嫌われている場合はどれだけ記事数を増やしてもサイトのアクセスが増えない可能性があります。
その場合には、WordPressサイトのSEOを強化する為にも次の7つの施策を行うことをおすすめします。
- パーマリンクの設定・パン屑リストを意識する
- タイトル・見出しにキーワードを含ませる
- 記事同士を内部リンクでつなぐ
- キャッシュ系プラグインを利用する
- Googleにサイトマップ送信をする
- スマートフォンで見やすいことを意識する
- 低品質評価のリスクを回避する
SEOの強化と言うと、まずは外部リンクと考えがち。しかし、まずはあなたのWordPressサイト内でできる対策を行うことが先決です。
専門家の中には、「SEOは検索1位を取りに行くゲームだ」と言う人も居られるように、正しい知識を持って施策を行えば必ず良い結果が得られるでしょう。
昨今のGoogleアップデートで順位が不安定な印象が強く、どれだけ対策をしても意味がないと思われる方もおられるかもしれません。
しかし、SEOの根幹はユーザーが検索して欲しい結果が得られることです。
ですから、その辺りを意識してサイトを構築してみてください。
これからWordPressを始めたい方は、下記の記事で解説しています。
最も速く、簡単にWordPressを準備出来る方法ですので、ぜひご参照ください!